どうせ君は流れ星【YG】

静かなる女神 ページ34

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誕生日おめでとう。



















ジョングクから届いたのは簡素なメッセージだった。

びっくりマークもハートも何にもない。


ただ、それだけ。








今年で、というか今日で23になった。




つまり、ジョングクも23なわけで。


冷静に考えれば私とジョングクは15の時から一緒で、知り合って8年になると言われれば長いような、短いような気もする。














あくびが出そうなのを感じてかみ殺そうして、でもあたりに人がいなかったので大きな口をあけてふぁぁとあくびをする。







昨日は友達が日付が変わる瞬間に誕生日を祝ってくれるというので夜中まで騒ぎまくって、日をまたいで誕生日を迎えても寝なかった。


いわゆるオール状態なのでまじで眠い。




酒も抜け切ってないのでだいぶ体が重い。


まじで眠い。


















夜ご飯を奢ると言ってくれたサークルの先輩の誘いをまた明日〜と断って、ある約束のために目的地へと向かう。











今でも街を歩いてたまに視線を感じるのには、だいぶ慣れた。



今日はその視線が気にならないぐらい体は疲れてそうだけど。







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