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YG「なんかお前今日やけに気合い入ってんな」
『ベリーキュートな後輩のためにも頑張ってるんです』
YG「…事務所に友達いんの？」
お前事務所嫌いだろ？
って、少しぐらいオブラートに包めよって思うけど、まあユンギさんだから仕方ない。
『嫌いっていうか、放置されるの腹立つけど、でもそれは私が成績残せてないのもあるし、別に所属してる人はフツーですよ、フツー』
本格的なカムバック準備で深夜のカラオケボックスパーティーは終了を余儀なくされた。
でも、マネージャー経由で上に許可を取ってもらってユンギさんはうちの事務所に立ち入りが許可された。
ユンギさんをジョングクとハヨンに紹介した時はさすがに笑った。
え、こいつ？って顔してた。
特にカムバ曲聞かせてたハヨンは。
JK「お前これと深夜に会ってたの！？危機感ねーの？」
『これはないでしょ、これは』
『車にハヨン乗せてるあんたも同類よ、危機感持てよバーカ』
JK「なんか俺に当たり強くない？」
なんてゴニョゴニョ言ってくる生意気な子ウサギもいたけど、まあそこはご愛嬌で。
クビになってからユンギさんはちゃんとした事務所とか機材とかレコーディングルームに入ることなんてなかったらしくて、子供みたいに目をキラキラさせてた。
JK「Aってやっぱ何年経っても歌上手いよね」
『まあカムバしてなくても歌ってたからね』
私のボイトレに遊びに来たジョングクは先日プロモーション期間が終わって束の間の休息という感じだった。
でもまあすぐにツアーが始まるって言ってたからゆっくりできるのとあと少しだろう。
JK「Aのカムバ見に行けるかな、ツアーと丸かぶりかも」
『ネットで聞きなよ、便利な世の中なんだから』
『生で聞くのと変わんないって』
なんていうとジョングクは呆れたように大きなため息をついた。
JK「Aさ、自分の歌声の価値って分かってる？売れるとか売れてないとか関係なしに、俺はお前の歌を生で聞きてーの」
JK「ずっと尊敬してんだよ、こっちは」
だからさ、ジョングク。
私何回も言ったじゃん。
私は別に、歌なんか好きじゃないんだよ。
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哺乳瓶(プロフ) - 最高の2024年が始まってしまった…更新してくださりありがとうございます (1月1日 1時) (
レス) @page21 id: 0a8c73e852 (このIDを非表示/違反報告)
ss17(プロフ) - え、来ちゃった？！！！かわいい！すき！！！ (12月30日 11時) (レス) @page19 id: 201cd60e21 (このIDを非表示/違反報告)
ハナボクロ(プロフ) - え、もう、え、好き（語彙力） (12月29日 1時) (レス) @page19 id: d58a271092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文鳥番長
| 作成日時：2023年10月20日 23時
