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海人「おはよーございまーす」
『おはようございます』
この会社のルールの1つ。
・入社時、退社時は必ず挨拶をする。
“社会人なんだからちゃんと挨拶ぐらいしましょうね?”っていうことらしい。。。
なのに___
永瀬「先輩っ!もう来てたんですね。いつもこんなに早いんですか?」
この野郎………。
指導係は私なんだよ?
私があの口うるさい課長から怒られるじゃん…!
永瀬「先輩?」
いつまでも立っている私の顔を永瀬くんが覗き込んでくる。
海人「…っ!!おい、永瀬くん。」
『あのね、永瀬くん。この会社の規則で、入社時と退社時は必ず挨拶をしないといけないの』
永瀬「へぇ〜、そうやったんや。おはようございます、先輩」
キラッと効果音が付きそうなほどの笑顔。
歯、真っ白だ。。。
__って、今はそんなことどーでもいいし。
『今日の帰りからはちゃんとしてね?』
永瀬くんに釘を差して、デスクにつく。
そんな私を他所に、海人が永瀬くんのことを睨んでいた。
睨まれている永瀬くんは、私のことを見つめていた。
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飴玉 - kさん» ありがとうございます!頑張ります (2020年11月30日 15時) (レス) id: d12be36514 (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - このお話本当に大好きです!大変だとは思いますが更新頑張って下さい(><) (2020年5月22日 16時) (レス) id: 85b25e2b8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴玉 | 作成日時:2020年4月22日 1時