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episode〆58 ページ8

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__駐車場



遥「はいっ」




いつも通り助手席の扉を開いてくれる遥輝









『あっ、ありがと』






素直に私は助手席に乗り込んで、遥輝が運転席に乗り込む姿を見る









遥「どうする?このまま帰る?」





エンジンを掛けながら話す遥輝








このまま帰るのは寂しいものがあるけど…






試合で疲れてるだろうしと色々な考えが頭を巡らせてたら









遥「なんか、難しい顔してんで。笑 素直に言ってみ?」






余裕綽々な表情な遥輝に少しずるいなと思った









『それじゃあ……ご飯、とか?』






思いきって自分の気持ちを少し誤魔化しながら伝えた









遥「了解っ!!」








私の大好きな笑顔で遥輝は言った


それと同時に車は発車した









車は音楽は流れてなくって、シーンと言う効果音が似合う空間だった









どうしよ……何を話そう、






付き合ったとは言え、何を話せばいいのかわからず








こんな私と居て本当に楽しいのかなと思ってしまう__









遥「なーんか、考え事?」





遥輝はチラッと横目で私を見た









『えっ、いや。なっ何話そっかなって……』






遥「Aってさ、まだ俺に心開いてない?」






『そっ、そんな事ないよっ!!!』







遥輝の思いがけない一言に思わず声を上げてしまった









『ごっ、ごめん……おっきな声出して』






シュンと俯いてたら「ハハッ」って笑い声がした









遥「ええよ。じゃあさ、何でもええねんで。何気ない事、しょーもない事でも話したらええねん」







『えっ、』







遥「Aの話やったら、何でも聞けるから。もっと知りたいからAのこと」







遥輝のその言葉に私は何だか気持ちが軽くなった







やっぱりこの人すごいなって





本当に私に勿体ないくらいの人だって__









『遥輝、ありがと。お店着いたら話聞いてくれる?』






遥「当たり前やん!」






暖かい空気の中、目的のお店に着いた








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設定タグ:西川遥輝 , 北海道日本ハムファイターズ , プロ野球   
作品ジャンル:恋愛
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聖音美紅(プロフ) - 1話から61話まで読ませてもらいました!ここで登場してきたチアの藍那その子が果たしてヒロインと西川選手の的なのか気になります。中島選手は警戒しているようですがこの2人にどう影響してくるのか気になります!続き楽しみにしています!頑張ってください。 (2019年4月7日 14時) (レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:amane | 作成日時:2018年12月14日 22時

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