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episode〆56 ページ6

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藍「えっ、そうなんですか?」




藍那ちゃんはビックリした表情で、私の服の袖をクイクイと引っ張った







藍「もしかして、中島さんと付き合ってるの!?」




目を丸くして小声で囁く藍那ちゃん







『まっ、まさか!!そんな訳……、仕事で知り合いなだけだよ…?』





藍那ちゃんにそう伝えると、納得したかの様な顔をした







卓「で、あんたはAちゃんの何?」



ぶっきら棒な表情で話す卓さん






藍「Aの友達ですっ!!」



卓さんはチラッと私を見て首を傾げたから、私は思わずこくりと頷いた






卓「そっか。じゃあ、俺着替えてくるけん」




卓さんはロッカールームへ入って行った





藍「わぁ〜、私チアになって初めて選手と話したよぉ〜」





藍那ちゃんは、目をキラキラさせて感激モード




たしかに、選手と話せるって凄いよね…





遥輝と付き合ってる私って……、笑









__ロッカールーム




遥「あっ!卓さんお疲れっす!」



既に着替えを済ませている遥輝





卓「Aちゃん、居ったで」



自分のロッカーに向かいながら遥輝に話す






遥「まじっすか!!じゃあ、俺っ……」




卓「待って」



無意識に遥輝の腕を掴んだ








遥「なんすか?卓さん。邪魔せんといてくださいよ〜笑」




ニコニコ笑う遥輝






卓「なんか、1人チアの女の子居た」




そしたら、遥輝は腕を組んで何か考え始めた








遥「ん〜……。あっ!なんか、今日試合前に話しとったっす!その子かも」





卓「なんか、友達らしいけど」






遥「そうなんすか。バレたらややこしいし、LINEしてバイバイする様に言うときます」





ポッケからスマホを出してAにLINEを送ろうとする遥輝






遥輝の幸せそうな顔を見ると少し切なくなった





もうAちゃんの事を諦めたと言ったら正直嘘になる





やけど、大事な後輩の遥輝とAちゃんが幸せならそれでいいと思う自分も居た








♪〜


私のスマホが音を立てた

遥輝今居る子とバイバイしてー。はよ会いたい



LINEを確認していると藍那ちゃんが話しかけて来た






藍「あっ、用事?」



申し訳ないけどここは……、




『うん。ごめんね…、』



藍「そっか!じゃあ、また今度お話しよっか!」




手をヒラヒラ降って私の元から去っていく藍那ちゃん






Aバイバイしたよ


遥輝にLINEを送信した



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設定タグ:西川遥輝 , 北海道日本ハムファイターズ , プロ野球   
作品ジャンル:恋愛
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聖音美紅(プロフ) - 1話から61話まで読ませてもらいました!ここで登場してきたチアの藍那その子が果たしてヒロインと西川選手の的なのか気になります。中島選手は警戒しているようですがこの2人にどう影響してくるのか気になります!続き楽しみにしています!頑張ってください。 (2019年4月7日 14時) (レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:amane | 作成日時:2018年12月14日 22時

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