episode〆61 ページ11
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遥「A？」
俯く私に「ごめん、やりすぎた？」って心配そうに聞く遥輝
『違うのっ、！嬉しかったの…、大事にしてくれて』
今だから、言える気がして……
『あのね、遥輝……、』
遥「どうしたん？」
心配そうな顔をして私を見る遥輝
『昔、付き合ってた人がね。私とヤりたいだけだから付き合ってたって人が居たの……』
遥輝の反応は気になったけど、顔が見れなくて俯いたまま話した
『だからね、あんな格好してたの。男の人と付き合わないって決めてたから、』
『でもね、遥輝は違った。あんな私でも好きって言ってくれた、』
＿＿ギュッ
遥輝の顔を見た瞬間、私を引き寄せ遥輝は私を抱きしめた
遥「そんな事があったん、最低な奴。話してくれて、ありがと」
遥輝は「辛かったやろ」と私の頭を撫でてくれた
その手がすごく優しくて、この人と付き合えてどれだけ幸せかと実感した
遥「俺は、絶対Aを離さんから。やから、俺に飽きやんでな？」
『絶対、飽きないよ。それは、こっちのセリフだよ？』
ぎゅーっと私を抱きしめる遥輝は「明日来んな〜」って嘆いていた。笑
それから、数分他愛も無い話をして、
『じゃあ、明日から頑張ってね？』
私は車のドアノブに手を掛けた
遥「絶対、毎日連絡するから」
『うんっ！』と私は笑顔で遥輝の車から降りた
ププッとクラクションを短く鳴らして去っていく遥輝の車を小さくなるまで見届けた
『どうか、怪我なく無事で明日も……』
夜空を見上げて私はそう呟いて家へと入った
次の日の朝
遥輝から�犂萃イ辰討�る�瓩箸離瓮奪察璽�
それだけで、同じ空の下で私たちは繋がってるんだって思えた
今日は、打ち合わせのために札幌ドームへ向かう
『今日も頑張ろうっ』
鏡の前でパンッと顔を叩いて、
私は玄関を開けて
眩しい朝日に向かって歩き出した
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続く (更新停止中)
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聖音美紅(プロフ) - 1話から61話まで読ませてもらいました！ここで登場してきたチアの藍那その子が果たしてヒロインと西川選手の的なのか気になります。中島選手は警戒しているようですがこの2人にどう影響してくるのか気になります！続き楽しみにしています！頑張ってください。 (2019年4月7日 14時) (
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作者名：amane | 作成日時：2018年12月14日 22時
