episode〆127 ページ27
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＿＿翌日
『んーっ！』
カーテンの隙間から差し込む朝日に目が覚め、隣を見た
『あれっ、卓ちゃん？』
隣に居るはずの卓ちゃんが居ない
時間は朝の5時半
『うそっ！！もう起きてるの！？』
急いでリビングへ足を運んだ
卓「あっ、A。おはよ」
既にソファーには、爽やかな笑顔で挨拶する中島卓也さん。笑
『うぅ…やっちゃった……、』
卓ちゃんより早く起きて、朝ごはんを作って待ってるの私の理想像だったのに……
これじゃ、私お嫁に行けないよ
『かっ、顔洗ってくるっ！！』
卓「えっ、あ。うん」
猛スピードで洗面所へ向かって、身支度を済ませる
そして、キッチンに立った
卓「なん、A。朝ごはん作ってくれんの？」
と、卓ちゃんは目を丸くして私を見た
『うんっ！！！卓ちゃんより早く起きれなかったけど、今から作ってもいい？』
卓「まじで嬉しい」
と、彼はカウンターキッチン越しに微笑んだ
『よぉーーしっ！』
＿＿トントン
ただいま、俺の彼女Aが朝ごはんの支度中
俺より起きるのが遅かったと凹みながら、頑張ってくれる彼女の懸命な姿に胸が打たれた
エプロン姿が可愛すぎて、新鮮さも感じた
卓「A、手先器用やね」
料理なんて全然わからん俺からしたら、女の子の料理姿は特別凄さを感じた
『一人暮らしが長いからね！料理には自信あるんだぁ〜！』
そして、出来上がった料理が運ばれてきた
卓「えっ、なんかレベル高い」
朝から和食を作ってくれたAに既に感動を覚える俺
『卓ちゃんの口に合えばいいんだけど……』
不安そうな彼女はテーブルの向かい側で俯く
卓「じゃあ、いただきます」
手を合わせて、Aの手料理を口へ運ぶ
ギュッと目を瞑って、目を合わせないA
卓「なんこれ……」
『えっ』と表情が曇るA
卓「うますぎる」
俺の一言でぱあっと表情が明るくなり『本当っ！？』と問い掛けるA
卓「お世辞とか抜きで。うますぎ」
正直、ここまで美味しいとは思ったなかった
なんか、店でも出せるんじゃないってくらいのレベルに俺自身も驚いた
『良かったぁー』とホッとする彼女に
卓「ありがとう。朝から」
と、頭を撫でるとふんわり笑う大好きな笑顔を見せた
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聖音美紅(プロフ) - いつも見させてもらっています。正反対の話でもコメントさせてもらいました！中島選手とヒロインの危機は去ったと思いましたがまた二人の間に何かあるよ感がします。二軍から上がって来た人は何が狙いなのかそして2人のこれからが気になります！続き楽しみにしています (2019年4月7日 14時) (
レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)
うる - 質問のお返事ありがとうございます。携帯の不具合があってもこの小説が読めるならなんのそのです。更新を楽しみにしてます。 (2019年1月8日 22時) (レス) id: d03451b2d9 (このIDを非表示/違反報告)
もからん、(プロフ) - いつも拝見させていただいてます！更新は大変だと思いますが頑張ってください！ (2019年1月6日 20時) (レス) id: 25a2506573 (このIDを非表示/違反報告)
amane(プロフ) - うるさん» コメントありがとうございます！読んで頂いてありがとうございます（ ; ; ）ちょっと、その事は分かり兼ねてしまいますね……。不具合とかが出たのかもしれませんね……。ちゃんとした、お答えが出来ず申し訳ありません（ ; ; ） (2018年12月13日 18時) (レス) id: 444d464a7b (このIDを非表示/違反報告)
amane(プロフ) - 花梨さん» コメントありがとうございます！おかげで第3弾まで続ける事が出来ました（ ; ; ）お気遣いもしてくださってありがとうございます（ ; ; ） 花梨さんも風邪など引かれ無いようにお気をつけ下さいね(*_*)！ (2018年12月13日 18時) (レス) id: 444d464a7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amane | 作成日時：2018年12月9日 21時
