episode〆121 ページ21
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＿＿新千歳空港
『…………うっ、』
荷物を引っ張って、空港からの景色を見てつい泣きそうになった
約、1カ月ぶりの札幌に懐かしさを感じた
卓「どうしたと？A」
隣には、私の大好きな彼が心配そうに見つめる
『帰ってきたって、実感したら……泣きそうになってきた』
卓「Aの居場所はここやけん。俺も、嬉しい」
ふわっと優しく笑う卓ちゃんの顔にまた心が打たれた
『たくちゃーぁんんん』
思わず卓ちゃんをギュッと抱きしめてしまった
卓「帰ってきてくれて、ありがと」
子供をあやす様に、卓ちゃんは私の頭を撫でてくれた
拳「こらこら〜、俺も混ぜてー……、いだっ、！」
遥「ほんまに、拳士さんは邪魔しかしないっすね」
遥輝は拳士の腕を引っ張って、「じゃあまた明日〜！」と手を振り去っていった
拳「おい、こら！遥輝ぃ〜！！！」
空港内に拳士の声が響き渡って、周りの人はキョロキョロそれを見てた。笑
卓「なぁ、A」
そんな拳士達を微笑みながら見てた私に卓ちゃんが言葉を発した
『ん？どうしたの、卓ちゃん』
卓「明日、うちから一緒に行かん？」
目を逸らして、話す卓ちゃんは私の手を握りしめた
繋がれた手からは、ドキドキが伝わってきてこっちまで照れる
だけど、少し冷静に考えてみた、
うちって事は………、卓ちゃんの家？
って、ことは………、お泊り！？！？！？
その言葉にやっと理解して、私はパッと勢いよく卓ちゃんの顔を見た
『そそそそっ、それって、お泊りってこと！？』
あまりの私の驚いた顔に、卓ちゃんもビックリした顔をする
卓「えっ、そうやけど、…、いや？」
『嫌な訳ないよ！…いいの？』
卓「今日は、帰したくないの。」
『卓ちゃん、顔、真っ赤。笑』
自分の手で必死に顔を隠そうとする卓ちゃんが可愛くて、「真っ赤、真っ赤！」と茶化してたら「もう、行くけん」って、私の腕を引いた
いつも通りの私たちに戻って、
本当に卓ちゃんと皆には感謝
きっと、私たちは磁石みたいにくっついたら離れなくって、どちらかがそっぽを向いても、そのもう一つが追いかけてくるみたいに
離れられない関係なのかもしれない。笑
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聖音美紅(プロフ) - いつも見させてもらっています。正反対の話でもコメントさせてもらいました！中島選手とヒロインの危機は去ったと思いましたがまた二人の間に何かあるよ感がします。二軍から上がって来た人は何が狙いなのかそして2人のこれからが気になります！続き楽しみにしています (2019年4月7日 14時) (
レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)
うる - 質問のお返事ありがとうございます。携帯の不具合があってもこの小説が読めるならなんのそのです。更新を楽しみにしてます。 (2019年1月8日 22時) (レス) id: d03451b2d9 (このIDを非表示/違反報告)
もからん、(プロフ) - いつも拝見させていただいてます！更新は大変だと思いますが頑張ってください！ (2019年1月6日 20時) (レス) id: 25a2506573 (このIDを非表示/違反報告)
amane(プロフ) - うるさん» コメントありがとうございます！読んで頂いてありがとうございます（ ; ; ）ちょっと、その事は分かり兼ねてしまいますね……。不具合とかが出たのかもしれませんね……。ちゃんとした、お答えが出来ず申し訳ありません（ ; ; ） (2018年12月13日 18時) (レス) id: 444d464a7b (このIDを非表示/違反報告)
amane(プロフ) - 花梨さん» コメントありがとうございます！おかげで第3弾まで続ける事が出来ました（ ; ; ）お気遣いもしてくださってありがとうございます（ ; ; ） 花梨さんも風邪など引かれ無いようにお気をつけ下さいね(*_*)！ (2018年12月13日 18時) (レス) id: 444d464a7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amane | 作成日時：2018年12月9日 21時
