episode〆120 ページ20
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『どうしたの？凛？』
慌ただしく走ってくる凛
凛の手にはスマホ
『あっ、それ卓ちゃんの』
凛「忘れてたみたいで！私すぐ戻んなきゃいけないから、渡しといてっ！！」
卓ちゃんのスマホを受け取った瞬間、凛はまた走って行ってしまった
『忙しそうだな、笑』
まだファンの人達から差し入れを貰ってる卓ちゃんの元へ、私はスマホ届けに行った
遥「あれ？Aやん」
自動ドアから出てくるAの姿が見えた
卓「あっ、あれ俺の」
Aの手元にある俺のスマホ
俺はファンの人達に「すみません」と一言残し、Aの元へ向かった
『はい、これっ。忘れてたんだって！』
卓「ありがとっ」
＿＿ポンポン
いつもの癖でAの頭を撫でる
『ちょっ！卓ちゃん、さすがにマズい…、』
少し頭を下げて、そのまま俺にお辞儀するA
ファンの人達からは卓ちゃんとの身長差で私が隠れていたのか、然程騒ぎにはならなかった
卓「ごめっ、ついクセで」
『じゃあ、私戻るね！』
卓「またあとでっ」
卓ちゃんが遥輝達の所へ戻った時、1人の男の人と目が合った
その瞬間その人はそそくさと去って行った
『なんだろ？』
私はその人が少し気になりながらも、一旦寮のロビーへ戻る事にした
しばらくして、私もタクシーで空港へ向かった
A今から出まーす!
拳士に言われた通り、グループLINEに連絡を入れておいた。笑
＿＿空港
拳「A〜〜〜っ！！！！……いでっ、！！」
両手を広げて、待ち構える拳士に遥輝が一発頭を叩いてた。笑
「このぉ〜っ！」って遥輝を追いかけ回す拳士は相変わらずだった
『ごめんね、待たせちゃって』
卓「大丈夫やけん、逆に一緒に連れて行ってやれんかってごめん」
さり気なく私の荷物を持ってくれる卓ちゃん
翔「Aも合流した事やし、行こか」
大将の一言で、私たちは搭乗口へと向かった
拳士と遥輝が着いて来てるか確認する為に、後ろを振り返った
『ん？……あの人』
さっき鎌ヶ谷で見た男の人に似てるような気がした＿＿
遥「なにしてんの、行くでっ、A！」
『あっ、うんっ！』
遥輝に背中をポンと叩かれ、男の人を気にする事も無く搭乗口へ向かった
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聖音美紅(プロフ) - いつも見させてもらっています。正反対の話でもコメントさせてもらいました！中島選手とヒロインの危機は去ったと思いましたがまた二人の間に何かあるよ感がします。二軍から上がって来た人は何が狙いなのかそして2人のこれからが気になります！続き楽しみにしています (2019年4月7日 14時) (
レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)
うる - 質問のお返事ありがとうございます。携帯の不具合があってもこの小説が読めるならなんのそのです。更新を楽しみにしてます。 (2019年1月8日 22時) (レス) id: d03451b2d9 (このIDを非表示/違反報告)
もからん、(プロフ) - いつも拝見させていただいてます！更新は大変だと思いますが頑張ってください！ (2019年1月6日 20時) (レス) id: 25a2506573 (このIDを非表示/違反報告)
amane(プロフ) - うるさん» コメントありがとうございます！読んで頂いてありがとうございます（ ; ; ）ちょっと、その事は分かり兼ねてしまいますね……。不具合とかが出たのかもしれませんね……。ちゃんとした、お答えが出来ず申し訳ありません（ ; ; ） (2018年12月13日 18時) (レス) id: 444d464a7b (このIDを非表示/違反報告)
amane(プロフ) - 花梨さん» コメントありがとうございます！おかげで第3弾まで続ける事が出来ました（ ; ; ）お気遣いもしてくださってありがとうございます（ ; ; ） 花梨さんも風邪など引かれ無いようにお気をつけ下さいね(*_*)！ (2018年12月13日 18時) (レス) id: 444d464a7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amane | 作成日時：2018年12月9日 21時
