episode〆102 ページ2
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『やばい…！』
遠くの方から聞こえる声に確かに卓ちゃんの声が混ざってる
そりゃそうか
ここ関係者が出る所だし来るのは当たり前か
その場を急いで立ち去ろうとした＿＿
＿＿バラバラ
『ちょっと、なんでチャック開いてんの！？』
ポーチの中から溢れ出す化粧品たち
なんでよ。急がなきゃバレちゃう
足音と声がどんどん近づいてくる
『早く…、早くっ、！』
全部化粧品を拾ってポーチを閉めて急いでタクシー乗り場まで走る
＿＿バラバラ
拳「ん？何の音？」
何かが落ちた音が廊下に響き渡った
健「だれか何か落としたんじゃないすか？」
近ちゃんは前方を背伸びしてキョロキョロする
遥「あっ、あの人なんちゃうん？」
遥輝が指差す方を見ると女の人がせかせかと何か拾っていた
剛「女の人は大変そうですね。って、卓さん？」
剛は隣に居る卓也を不思議そうに見た
剛「どうしちゃったんすか？ボーッとして」
卓「A……、？」
目を細めて姿を確認する卓也の言葉に全員反応する
遥「えっ、でもあんなに髪の毛短かったけ？」
卓さんはわかるん？
ほんまにあの人が……A？
卓「いや、あれはAやけん」
俺が考えている間に卓さんは走り出した
卓「Aっ！！！！！！」
卓さんは大きな声でAの名前を叫んだ
そして、その女の人はピタリと止まってこちらをチラッと見た
『えっ…、たく…ちゃん！』
振り返った彼女は髪を短くして、前よりもずっとずっと大人っぽく綺麗になっていた
卓さんの言う通り、Aだった
やけど、すぐさま立ち上がってタクシー乗り場の方へ走り去って行った
卓「ちょ、待って！！！！A」
卓さんはその後を追う様に走って行った
健「俺らも追いかけましょ！」
遥「そうやな、はよ行こ。やっと見つけた」
試合じゃないかってくらい皆全速力でAを追いかけた
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聖音美紅(プロフ) - いつも見させてもらっています。正反対の話でもコメントさせてもらいました！中島選手とヒロインの危機は去ったと思いましたがまた二人の間に何かあるよ感がします。二軍から上がって来た人は何が狙いなのかそして2人のこれからが気になります！続き楽しみにしています (2019年4月7日 14時) (
レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)
うる - 質問のお返事ありがとうございます。携帯の不具合があってもこの小説が読めるならなんのそのです。更新を楽しみにしてます。 (2019年1月8日 22時) (レス) id: d03451b2d9 (このIDを非表示/違反報告)
もからん、(プロフ) - いつも拝見させていただいてます！更新は大変だと思いますが頑張ってください！ (2019年1月6日 20時) (レス) id: 25a2506573 (このIDを非表示/違反報告)
amane(プロフ) - うるさん» コメントありがとうございます！読んで頂いてありがとうございます（ ; ; ）ちょっと、その事は分かり兼ねてしまいますね……。不具合とかが出たのかもしれませんね……。ちゃんとした、お答えが出来ず申し訳ありません（ ; ; ） (2018年12月13日 18時) (レス) id: 444d464a7b (このIDを非表示/違反報告)
amane(プロフ) - 花梨さん» コメントありがとうございます！おかげで第3弾まで続ける事が出来ました（ ; ; ）お気遣いもしてくださってありがとうございます（ ; ; ） 花梨さんも風邪など引かれ無いようにお気をつけ下さいね(*_*)！ (2018年12月13日 18時) (レス) id: 444d464a7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amane | 作成日時：2018年12月9日 21時
