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元太「お！レイ来たー！」
中は相変わらずのワチャワチャ感。
宮近「遅かったね。迷った？笑」
なんて言いながら私の座る場所を作ろうと動いてくれるちゃか。
元太「あ、レイは俺の隣りね！」
七五三掛「いやいや、今俺の隣り空けるからこっち座りなよ」
元太「そこ入んないって」
松倉「じゃあ俺の隣は？」
七五三掛「もっと無理でしょ」
謎の争い。もう戯れてるようにしか見えない。
と、突然腕を引かれ
うみ「お前ここ」
そう一言。
結果私は、さっきちゃかが空けてくれた、2人の間に座った。
元太「あれ？レイなんでそこ座ってんの？」
松倉「ほんとだいつの間に...…」
川島「松松は松松で座れ！」
如恵留くんの声に2人も仲良くちょこんと座った。
川島「じゃあ！やっとみんな揃った事だし、乾杯しますかっ！」
閑也「やっぱり乾杯はちゃかじゃない？」
てことで、
宮近「えー、TravisJapanに新メンバー黒澤レイが加入したということで、新生TravisJapan、新たな気持ちで日々精進して行きましょう！
乾杯！｣
全員「乾杯！！」
歓迎会は幕をあげた。
中村side
目の前に色々なメニューが運び込まれる。
何回来てもここのご飯は美味しくて、俺は食事に夢中になる。
という訳でもなかった。
レイのせいで。
あいつは食べ終わった皿をトイ君にサッと渡したり、みんなが食べやすい様に皿を動かしたり、誰かの飲み物をオーダーしてくれたり、
とにかくみんなに気を使っていた。
いや、正確には無意識に行動していた。
みんなやらないわけじゃねいけど、レイは特別気が利くようだった。
そんなだから自然に目がいく。
凄いなって。
中村 「....」
でも、あいつの異変にいち早く気づいたのは俺じゃなくて海斗だった。
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作者名：羊 | 作成日時：2024年1月17日 20時
