MissMoa.誕生記念【天使組ver. その５】 ページ39
＊
私達が広場に戻ると、お茶を飲んでる蘭千代さんと、足を組んで座っているふくえさんが
いた。
ふ「遅かったわね」
ふくえさんは声色からもわかるように、少し不機嫌な様子だった。
ク「私たちはただ買い物に行ってただけよ。ね、Aちゃん」
笑顔をこちらに向けてくるクソ代さん。
私はびっくりして、はい！、と答える。
すると、ふくえさんは更に不機嫌そうな顔をして、そっぽを向く。
ぷ「あれ〜？また喧嘩してるん？」
そこに、たくさんの紙袋を持った瑠々ちゃんとぷりまちゃんが戻ってきた。
ぷりまちゃんは、此方を心配そうにしていて、瑠々ちゃんはまたか、という顔をした。
ク「喧嘩なんかしてへんもんな〜？ふくえさん」
ふ「そうね。ただ、Aちゃんが連れまわされて可哀想だなぁ、って心配してた
だけよ」
ク「私が不審者みたいな言い方じゃない」
ふ「そんな事、１言とも言ってないじゃない」
今度は笑顔でクソ代さんに向きなおすふくえさん。
クソ代さんも笑顔でふくえさんのことを見る。
でも、２人の目は笑っていなかった。
ぷ「まぁ、まぁ、とりあえず、ドーナツ食べへん？」
『食べる！』
私は、大声を上げて、ふくえさんの隣に座る。
そして、ドーナツの入った紙箱に手を突っ込む。
ふ「あら、ドーナツ好きなの？」
『ふぁい！』
口いっぱいにドーナツを頬張り、そう答える。
ふ「汚いわね。まぁ、好きだったら、いくらでも買ってあげるわ」
『ホントですか!?』
ええ、とだけ、言い、テーブルに置いてあったコーヒーを啜る。
ふ「あちっ！」
『え。それ、結構前に買ってたやつですよね...？』
ふ「猫舌なの。言わせないでよ」
『す、すいません』
また不機嫌そうな顔をするふくえさん。
ぷ「皆で写真撮らへん？」
そう言って、ぷりまちゃんはスマホを掲げる。
いくよ〜、という声で、ぷりまちゃんがシャッターボタンを押す。
写真を確認すると、皆笑顔だった。
また、こういうことしたいなぁ。
＊
ここまでのお付き合いありがとうございました！
また、めせもあ。に戻ります！
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yamaguti3(プロフ) - 咲三カー民(咲本 民子)さん» ありがとうございます！もっと良い作品にしていきます！ (2017年8月2日 8時) (
レス) id: a259a1857b (このIDを非表示/違反報告)
咲三カー民(咲本 民子)(プロフ) - これはいいめせもあ。 (2017年7月13日 0時) (携帯から) (レス) id: a6fbb820a8 (このIDを非表示/違反報告)
yamaguti3(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！もっと特徴を掴めるように頑張ります！！ (2017年7月9日 22時) (レス) id: a259a1857b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - とても、むすめんばーさんたちの特徴をつかめていて、とても良かったです。 (2017年7月2日 9時) (レス) id: e56e8c22bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yamaguti | 作成日時：2017年4月30日 21時
