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『そういえば....、あの２人は何処に？』
あ「あ〜、あの２人？」
あおい君は、私が誰の事を言っているのか分かったのか、すぐに反応してくれる。
そうすると、指を調理場の方へと向ける。
あ「調理場にいるから行ってみると良いよ」
『ありがとうございます！』
私はあおい君に向かってそう言うと、歩みを進める。
と「待って！俺も行く！」
そうとみたんが私に声をかけるが、
あ「とみたんはダメ。お説教の時間だよ」
と「え...」
あ「二番君、とみたんを羽交い締め」
りょーかい、と二番君は１言。
そうすると、ガシッと、とみたんを羽交い締めにする。
一瞬、とみたんと目が合い、助けてと言わんばかりに此方を見てきた。
でもあおい君に、早く行ったら？、と言われ、苦笑いでその場を後にする。
その数秒後に、彼の悲鳴が聞こえてきたのは気のせいだろう。......たぶん。
『ゴメンね、とみたん』
そうポツリと謝り、調理場の扉を開ける。
その扉を開けた瞬間、甘い香りが鼻を刺激する。
お菓子みたいな甘い匂い。
に「あれ？Aちゃんじゃーん」
フ「あ！本当だ！」
２人は私に気がつき、作業中の手を止める。
『こんにちは.....、というか、こんばんはかな？ところで、何してるんですか？』
フ「えっとね、にーちゃんにお菓子作りを教えてもらってたの」
ほら、とゲルたんは私に作業していた物を見せてくる。
トレーの上には、丸く固めた物が置いてある。
たぶん、焼く前のクッキーだろう。
『へー、にーちゃんってお菓子作り出来るんですね』
に「ま、ちょっとだけだけどね」
そう言いながら、にーちゃんはトレーをオーブンに入れる。
フ「そうだ、Aちゃん。この後、時間ある？」
ゲルたんは私にキラキラとした瞳を向けてくる。
『ま、そうですね』
フ「じゃあ、クッキー焼き終わるくらいまで、カフェ行かない？」
『良いですね！』
そう私が言うと、やった！、と私の手を握り、調理場から連れ出された。
に「僕....、どうしよ...」
＊
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yamaguti3(プロフ) - 咲三カー民(咲本 民子)さん» ありがとうございます！もっと良い作品にしていきます！ (2017年8月2日 8時) (
レス) id: a259a1857b (このIDを非表示/違反報告)
咲三カー民(咲本 民子)(プロフ) - これはいいめせもあ。 (2017年7月13日 0時) (携帯から) (レス) id: a6fbb820a8 (このIDを非表示/違反報告)
yamaguti3(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！もっと特徴を掴めるように頑張ります！！ (2017年7月9日 22時) (レス) id: a259a1857b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - とても、むすめんばーさんたちの特徴をつかめていて、とても良かったです。 (2017年7月2日 9時) (レス) id: e56e8c22bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yamaguti | 作成日時：2017年4月30日 21時
