MissMoa.誕生記念【悪魔組ver. その１】 ページ30
*
悪魔の世界。
私はあるカフェである人と待ち合わせをしていた。
何処か懐かしいようなカフェ。
コーヒーの香りが店いっぱいに広がっている。
からんころん...、と心地のよい音が耳に入ってくると同時に、
見覚えのある女の子が店に入ってくる。
『フォゲ美ちゃん』
ゲ「Aちゃん...！ゴメンね、待ったでしょ...？」
そんな事ないよ、と返すと、ゴメンね、ともう１度言い、ふわっとしたような
笑みを向けてくる。
彼女は、私の向かいの席に座り、コーヒーを頼む。
コーヒーが来るまで駄弁る事にした。
ゲ「でね、彼氏と別れたって話をしたら、あかねちゃんとけい子ちゃんが、
元々居ないでしょ、ってバカにしてくるの」
『そうなの？』
ゲ「うん！でも、ヒモ男だったから、別れて正解だったのかなぁ、って」
いつの間にか来ていたコーヒーを１口啜り、口を止める。
私もコーヒーに口を付けようとすると、バサバサッとこうもりがカフェに入ってくる。
そして、私たちのテーブルに止まる。そのこうもりの足には、何か巻き付いていた。
フォゲ美ちゃんはそれを取り、内容を読む。
すると、
ゲ「そういえば、今日、けい子ちゃんが皆を集める日とか言ってた！ヤバ！」
彼女をお金をテーブルの上に置き、すぐに扉の方へ駆ける。
私もお金を置き、その後をついて行く。
け「あ、やっと来た。遅〜い！」
早く〜！、と手を振るけい子ちゃん。
息を切らしながら、ゴメンね、と謝るフォゲ美ちゃん。
ね「大丈夫？ほら、これで汗拭いて」
ねーちゃんが私とフォゲ美ちゃんにハンカチを渡す。
２枚も持っているという恐るべき女子力。
あか「もぉ、やっぱりフォゲ美さんってトロいよね。Aちゃん巻き込んでさ」
『フォゲ美ちゃんは悪くないよ...？』
あか「そういう事じゃなくて！心配したの！」
フォゲ美ちゃんへの当たりは強いけど、ツンデレ系なあかねちゃん。
２「眠かったのに...、けい子に起こされた....」
ブツブツと小さな声で何かを呟くにこちゃん。
今日も何かけい子ちゃんが企んでそう。
＊
もう少しだけ続きます！
みすもあ。ちゃんたちの口調が分かってきたような気がします！
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yamaguti3(プロフ) - 咲三カー民(咲本 民子)さん» ありがとうございます！もっと良い作品にしていきます！ (2017年8月2日 8時) (
レス) id: a259a1857b (このIDを非表示/違反報告)
咲三カー民(咲本 民子)(プロフ) - これはいいめせもあ。 (2017年7月13日 0時) (携帯から) (レス) id: a6fbb820a8 (このIDを非表示/違反報告)
yamaguti3(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！もっと特徴を掴めるように頑張ります！！ (2017年7月9日 22時) (レス) id: a259a1857b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - とても、むすめんばーさんたちの特徴をつかめていて、とても良かったです。 (2017年7月2日 9時) (レス) id: e56e8c22bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yamaguti | 作成日時：2017年4月30日 21時
