６８ ページ28
*
食べたい物を頼み、続々と頼んだものが届く。
私の頼んだ物を少しずつ食べていると、
あ「Aちゃんの１口頂戴」
横を見るとあおいくんが口を開けて待っていた。
私がそっと皿を彼の方に寄せると、
あ「ほら、あ」
そう言って、私の指をさす。
『私が、あおいくんに食べさせる...の？』
あ「当たり前。ほら」
彼は再度、口を開ける。
私は少し悩んだが、スプーンを手に取ろうとすると、
白「Aちゃんが困ってるから、僕が食べさせてあげるよ」
その白服さんの言葉とほぼ同時に、あおいくんの口にグラタンが入る。
あ「熱ｯ！何すんの！白服さん！」
白「大声出さないで、あおいちゃん」
あおいくんは立ち上がり、キツく白服さんを睨み付ける。
そんなところに、店員さんが料理を持ってやってくる。
『あおいくん....、店員さん困ってるから座って？』
そう言うと、白服さんを睨み付けながら席に座る。
ぜ。「白服さん、いつもに増してゲスくなったな」
白「え〜、そんな事ないよ〜」
白服さんはニコッと笑う。
でも、目が笑っていない。
二「あおい、機嫌悪くなったな。どうした？」
あ「何でもないって...」
機嫌が明らかに悪いあおいくん。
野「A、気にしないで食べて良いからな」
私の視線気づいたのか、野崎さんが私にそう言う。
うん...、と言い、私は残りのグラタンを口に運んだ。
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yamaguti3(プロフ) - 咲三カー民(咲本 民子)さん» ありがとうございます！もっと良い作品にしていきます！ (2017年8月2日 8時) (
レス) id: a259a1857b (このIDを非表示/違反報告)
咲三カー民(咲本 民子)(プロフ) - これはいいめせもあ。 (2017年7月13日 0時) (携帯から) (レス) id: a6fbb820a8 (このIDを非表示/違反報告)
yamaguti3(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！もっと特徴を掴めるように頑張ります！！ (2017年7月9日 22時) (レス) id: a259a1857b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - とても、むすめんばーさんたちの特徴をつかめていて、とても良かったです。 (2017年7月2日 9時) (レス) id: e56e8c22bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yamaguti | 作成日時：2017年4月30日 21時
