95 過去編 ページ8
そして、準備は着々と進み、魔法陣を展開した。
Aは不思議と落ち着いた表情だった。
hp｢いい?向こうへ飛ばすよ?｣
『なんで僕より白が緊張してんのさ。僕はいつでも行けるよ』
hp｢だって!…まあ、Aがいいならいいんだけど。あ、A｣
Aは目線だけこちらへ向けて返事する。
hp｢世界を創るのに大量の魔力を消費した。Aを送ったら僕の魔力はほぼ0になる。だから、魔力が回復するまでは代わりのやつを近くに置いておくよ｣
『わかった。でも、記憶消すんだからあまり意味ないんじゃない?』
hp｢念には念を!ただでさえAは危なっかしいんだから｣
『はいはい。そろそろ行こうよ』
hp｢うん。…じゃあ、しっかり願いを叶えられるように。頑張って｣
『任せろ』
Aの声は決意が決まったように聞こえるのに何故かAの瞳は不安そうだった。いや、そう見えただけかもしれない。けれど、どうしても無視できなかった。
hp｢A、これあげる｣
『なにこれ、ペンダント?』
hp｢鏡になってるから魔法でも使えるし、御守りにでもして｣
Aは少し目を見開いてから笑顔になりお礼も言った。
年齢に合っているような合っていないような、純粋な笑顔だった。
hp｢じゃあ、Aいくよ!｣
『うん。ありがとな、白』
hp｢…こちらこそ｣
その直後、魔法陣が光りだした。その光はAを包み込んだように見えた。
俺はあまりの眩しさに目を瞑ったため、確かかは分からない。次に目を開いた時にはいつも通りの静かな天界だった。
魔力の消費が激しかったせいか、息が苦しい。
この肉体の代理の魂を急いで創る。少しして形は出来たが色が決まらない。好きな色は白だが、それだと自分と変わらないから別の色にしたい。黒はもう1つの人格と被ってしまう。
目を瞑って考える。一番最初に浮かんできたのはAの顔。そして、次に浮かんだのはAの濁りのない綺麗な黄色い輝きを放つ瞳。
俺は無意識に"形"に色を塗った。塗ってみると、まるで最初からその色だったと思うほど、ピッタリだった。
その形__魂を肉体に入れると少し呼吸が楽になった。そして少しすると段々と眠気が襲ってきた。
あとはこいつに任せよう。…あぁ、名前を決めていなかった。
そうだなぁ…前魂を創る時よりも色を塗るのが楽しかったから
hp｢"ぺいんと"…｣
ポツリと呟くと、想像しているのか、はたまた現状なのか、"ぺいんと"と名付けられた肉体が少し動いたような気がした。
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招き猫(プロフ) - 愛実さん» www ガチ勢居ないと思うんで平気っすよ!! どんどん古参ぶっていきましょ() ハワイならコロナ収まってからだなぁ (2021年4月17日 15時) (
レス) id: 88897fe664 (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - 招き猫さん» あ、式はハワイがいいわ！あなt((((((殴←招きさんガチ勢 (2021年4月17日 15時) (レス) id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - 招き猫さん» いや、招き猫さんに古参勢って言われたら、みんなの前で古参勢ぶれますね！ でも、「どうも！古参勢（招きさんの）愛実ちゃんでーす！よろしくn((((((((うるせぇ、、、、←招きさんガチ勢、、、ｺﾞﾒﾝﾅｻｲｨ」ってなっちゃいそうですねぇー (2021年4月17日 15時) (レス) id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
招き猫(プロフ) - 愛実さん» コメントして頂くだけで嬉しいです！いつでも気軽にコメください！モチベないので() ただいま帰りました！まさかの古参勢さん?!嬉しいです!! 最近はリアルが忙しく更新できてなくて申し訳ない……頑張ります!! 結婚しようか!!式はどこで挙げ((( (2021年4月13日 21時) (レス) id: 88897fe664 (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - 返信遅れてごめんなさい、、、、お帰りです！！ 招き猫さんの小説は昔から見ていました、帰ってきてとっても嬉しいです！！！ これからも頑張ってください！ ｽｩｰｯｯｯｯｯｯｯ 結婚してくだs(((((((殴 (2021年4月13日 19時) (レス) id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：招き猫 | 作成日時：2020年11月1日 12時
