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ダークがこんそめに近づき、頭に手をかざす。
少し間を置いて
dp「魔法の詳細がわかったぞ」
『ほんと?』
dp「あぁ、魔法の内容は飲んだ対象を30分前の状態に戻す。発動条件はお前が作ったスープを飲むこと。といったところか」
gn「30分前か……」
ky「だから、こんそめには効いてもAには効かないんやな」
sm「たまにスープ飲んでも治らない時があったけど……そういうことだったんだ」
dp「それと、次に使用できるのは30分後。だから連続して飲んで若返るなんてできないって感じだ。用はそれだけか?」
『うん、これだけ。ありがとね!』
ダークは何も言わずに鏡の中へ戻って行った。
その鏡はまた小さく砕け、周りに浮き始めた。
gn「ところで」
げんぴょんが話し始めた。
gn「あの人、誰?」
『あー、私の魔法の1人』
ky「……じゃあさっきの"神使いが荒い"は何や?」
あいつ余計なこと言いやがった。
『…鏡の世界では神同然の役割を持ってるから、たまに神様って呼んでんの』
sm「その役割って?」
『それは鏡の世界が壊れちゃうから言えないよー』
ky「ま、今はそういうことにしといたるわ」
そう言ってきょーさんはドアに近づいていく。
sm「帰るの?」
ky「あぁ、今日放送の当番やしな」
手を振ってから出ていく。
sm「まあ、女の子の部屋に長居してもあれだし、俺達も帰ろっか」
gn「そだな。A、今は話せなくてもそのうち話せよ」
『……あぁ、そのうち』
そう言って2人も部屋を出た。
一気に人数が減ったこの部屋は少し寂しくて、広く感じた。
『あの様子だと嘘だってバレてるよね』
あやめを撫でながら誰に話すわけでもなく、ただ呟いた。
あやめは耳をピクと動かしてから、また喉を鳴らし始めた。
あれからずっと悩んでたことだ。
彼奴らに辛い思いをさせて、記憶を取り戻してもらうか。
それともこの状態を維持して、昔には戻れないか。
『1人で抱え込むには大きすぎるなぁ』
世界の軸という役割も、選択権を持っているのも。
誰かに話すのも1つの手じゃない?
そう考えてからその考えを振り払う。
その手はまだ先。もう少し、背負ってみよう。
空腹が満たされたからか、考え事をしていたからかは分からないが、眠気が襲いゆっくりと意識を手放した。
ただ、寝る前に思い出したこと。
(今日の放送当番、レウさんじゃん……)
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招き猫(プロフ) - 愛実さん» www ガチ勢居ないと思うんで平気っすよ!! どんどん古参ぶっていきましょ() ハワイならコロナ収まってからだなぁ (2021年4月17日 15時) (レス) id: 88897fe664 (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - 招き猫さん» あ、式はハワイがいいわ!あなt((((((殴←招きさんガチ勢 (2021年4月17日 15時) (レス) id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - 招き猫さん» いや、招き猫さんに古参勢って言われたら、みんなの前で古参勢ぶれますね! でも、「どうも!古参勢(招きさんの)愛実ちゃんでーす!よろしくn((((((((うるせぇ、、、、←招きさんガチ勢、、、ゴメンナサイィ」ってなっちゃいそうですねぇー (2021年4月17日 15時) (レス) id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
招き猫(プロフ) - 愛実さん» コメントして頂くだけで嬉しいです!いつでも気軽にコメください!モチベないので() ただいま帰りました!まさかの古参勢さん?!嬉しいです!! 最近はリアルが忙しく更新できてなくて申し訳ない……頑張ります!! 結婚しようか!!式はどこで挙げ((( (2021年4月13日 21時) (レス) id: 88897fe664 (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - 返信遅れてごめんなさい、、、、お帰りです!! 招き猫さんの小説は昔から見ていました、帰ってきてとっても嬉しいです!!! これからも頑張ってください! スゥーッッッッッッッ 結婚してくだs(((((((殴 (2021年4月13日 19時) (レス) id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:招き猫 | 作成日時:2020年11月1日 12時