【unei】チート少女はチート以上【日じょ】【gnki】

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dp｢そもそも、世界の軸について話していたが、あれは神々が決めたこと。つまり神の意志だ。
それなのに相手は信仰心の欠けらも無い少女ときた。そんな相手を神々が手助けするはずもないだろう｣

確かに納得がいく。神様なんてクソ喰らえみたいな少女に力をさずけるわけが無い。
だが裏を返せば、信仰すれば何かしらの形で力を与えて頂けるというわけだ。

『じゃあ僕が願えば大体のことは叶うってことか』

dp｢そういう事だ。だが、神だから直接は干渉しないし、他人に干渉するような願いだったら聞かないだろうな｣

『じゃあプリン食べたいとかは?』

dp｢そんな願い叶えたら、周りの神から笑われるに決まっているだろ｣

『じゃあ』

もっと大きなこと

『世界の軸をらっだぁにして欲しいって願いは?』

dp｢…聞かないな。そんなので変えていたら世界が崩れるぞ。ただでさえ俺が1人で創った世界だ。神々が何十人、何百人集って創った世界とは違うんだぞ｣

『だろうな。期待はしてなかったから構わん』

分かってはいた。断られることを。でも、それでも、聞かずにはいられなかった。

あいつならもっとこの世界を豊かにしていけるし
あいつならもっとこの世界を発展させてくれるだろうし
あいつは僕よりも力と仲間がいるし
あいつなら…あいつは…

こんなこと言ってるが僕はただ逃げたいだけだ。

世界の軸という重い役職から。

でも、無理なら仕方ない。
1度任されたことを放棄するほど人でなしではない。
しかし、正しく使うほど人がよくない。

この力、この魔法

『都合よく使ってやる』

sn｢うわぁ…w｣

『なんだよ、何見とんねん』

pn｢いきなりガラ悪くなるじゃん｣

kr｢ただ、ねぇ?w｣

trz｢わっるい顔すんなぁって｣

何も当たり前だろ。紙だろうが神だろうが、使えるもんは使う。ただそれだけの事。
使えなきゃ捨てるし、使えんなら使えなくなるまで使う。

『まだ話は終わってないだろ。神様』

dp｢当たり前だ。まだ話すことはあるぞ。まあありすぎてわからんから質問してくれ。その方が楽だ｣

『んー……じゃあはい』

dp｢A｣

『死ぬ前の僕の姿とはだいぶ違うみたいだけど、なんで?』

dp｢簡単だ。記憶を戻すきっかけにならないようにだ。いきなりわけも分からず頭痛と耳鳴りと吐き気がして、記憶が戻ってとなったら、まず魔力暴走で死ぬからな｣

『なるほど』

何だかんだ、ダークなりに僕のことを考えてくれていたらしい。

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