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しかし_

rd「A!いつもごめん!迷惑かけて、頼りなくて、会長としても情けなくて… でも!だから!助けたい!」

その言葉は心の中を明るく照らした。まるで俺の考えていることが分かるみたいに、俺が思っていることを言った。だけど違うとすぐにわかった。らだおくんも、皆も、同じ事を思っているのだ。
そう分かると逃げようとした自分がバカらしくなってきて思わず笑ってしまう。
その声より大きな声を出してやろう。この気持ちが伝わるように。離れ離れにならないように。
君はいつだって手を差し伸べてくれた。なら次は_

md「俺の番だ」

言葉とは不思議なもので、1度出せばするする思っていることが出てきて…

md「俺もごめん!俺が仕事を出来てればあんな事言われなかった…いつも助けてくれて感謝してる!許してくれなくてもいいから…」

今更だが緊張してきた。ここまで言ったのに… Aと距離が出来てしまうのを想像して怖くなってくる。

rd「緑色!」

md「!」

ky「そこまで言ったんなら最後まで言えや!」

ru「今日ぐらい思ってる事言いな!」

cn「俺らも居るから!」

いつも寄り添ってくれる仲間達。Aもその1人だ。辛いのなら俺が寄り添えばいいだけだ。いつも感謝していることをするだけだ。

rd「言ってやれ、みどりいろ!」

md「言ッテヤルヨ!」

できるだけAの近くに行く。

md「いつもありがとう!Aのこと大好きだよ!」

パリンと何かが割れる音がした。それは宙に浮いていた鏡が落ちて割れる音だった。不思議と破片が当たっても怪我はしなかった。Aの優しが現れている気がして嬉しかった。

md「…A」

いつもより喋ったあとだからか、久しぶりに大声を出したからか、声は上手く出なかった。聞こえただろうか。もう一度呼ぼうと口を開くと…

『はーい』

それは聞き慣れたいつもの優しいAの声だった。振り返って見えたのは綺麗なルビーとサファイアの瞳。

『ごめん。ありがとう』

たった2つの言葉。だけどそれだけで思いは伝わった。そして救われた気がした。

md「コチラコソ、イツモアリガトウ」





rd「みどりいろ!やるなぁ!」

ky「Aのこと大好きだよぉ!w」

md「ヤメテヨ!」

ru「久しぶりみどりくんのあんな声聞いたなぁ」

cn「ねえもう1回言ってよ!w」

『あんまいじめんなよーw』









md「好キナノハ本当ダカラネ」

『救われたのはこっちの方だよ。みどりくん』

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招き猫(プロフ) - なのはさん» あ、本当だ… すみません、ありがとうございます! (2020年7月18日 23時) (レス) id: 88897fe664 (このIDを非表示/違反報告)
なのは - 『強いだような』になってます (2020年7月18日 18時) (レス) id: d8fb8d420e (このIDを非表示/違反報告)
なのは - 85の話『得意魔法はさぞかし強いだろうな』では?(間違ってたらすみません) (2020年7月18日 18時) (レス) id: d8fb8d420e (このIDを非表示/違反報告)
はる - は!!名前がはる.になっている!!今きづいたはるなのに! (2020年6月26日 18時) (レス) id: 11cdb7c56c (このIDを非表示/違反報告)
招き猫(プロフ) - はる.さん» ありがとうございます!私もニヤケながら書いてました() 亀更新ですが頑張ります!ありがとうございます! (2020年5月29日 15時) (レス) id: 88897fe664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:招き猫 | 作成日時:2020年4月20日 13時

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