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こうなると無理やり追い返すのも可哀想だし何より後が怖い。望みを託してトラゾーの方に視線を向けるが困ったような顔をされる。

trz「教師だけどさすがに無理だよ?そもそもなんて説明するつもり?」

『それもそうだよなぁ…』

校舎じゃなくて寮の方でもいいけどバレずに行く方法がないんだよなぁ… それこそ透明になれれば… って_

『トラゾーの魔法で透明になれる帽子作って被って寮に行けば?』

trz「その手があったか。じゃあ早速作ろう」

トラゾーが靴の踵を鳴らすと全員の周りに棚が出てくる。これは帽子を作るための材料が入っているらしい。量が多過ぎるので管理できるのはトラゾーだけだ。魔法で何処に何があるか分かるらしい。
僕の魔法でどの鏡が何処に繋がっているかわかるのとおなじようなものなのかな。

trz「よし、できた」

できたのは2つの帽子。1つは黄色をベースに作られた帽子、もう1つは紫色をベースに作られている。

rd「クロノアさんのは作らないんですか?」

tr「クロノアさんは魔法で透明になれるから」

yk「クロノアさんの魔法ってなんですか?」

kr「俺の魔法は透明になったり、空間を歪めてどこかとどこかを繋げたりかな」

kn「あれ、それだとクロノアさんの魔法で行けたんじゃ…」

かねごんが名案だ!とでも言うような顔をする。イケメンはどんな顔でも可愛いな。でもそのせいで僕苦労してんだよな。
一見、名案に見えるが

『クロノアさんが見た事のある場所しか行けないから無理なんだよ』

kn「そっかぁ…」

『じゃあ問題解決した事だし… 俺は先に戻るぜ!』

そう言うと同時に授業開始のチャイムが鳴る。

gn「はぁ?! 裏切ったなぁ!」

gt「そんな事言ってる場合じゃねぇ!」

鏡に入る直前そんな声が聞こえたが気にしねー!





その後、勿論生徒会達は遅れて怒られていた。

しかし、放課後。案の定僕が怒られ、部屋に大量のたらことアロエが投入され、声がうるさくて寝不足になったのは別のお話。

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招き猫(プロフ) - なのはさん» あ、本当だ… すみません、ありがとうございます! (2020年7月18日 23時) (レス) id: 88897fe664 (このIDを非表示/違反報告)
なのは - 『強いだような』になってます (2020年7月18日 18時) (レス) id: d8fb8d420e (このIDを非表示/違反報告)
なのは - 85の話『得意魔法はさぞかし強いだろうな』では?(間違ってたらすみません) (2020年7月18日 18時) (レス) id: d8fb8d420e (このIDを非表示/違反報告)
はる - は!!名前がはる.になっている!!今きづいたはるなのに! (2020年6月26日 18時) (レス) id: 11cdb7c56c (このIDを非表示/違反報告)
招き猫(プロフ) - はる.さん» ありがとうございます!私もニヤケながら書いてました() 亀更新ですが頑張ります!ありがとうございます! (2020年5月29日 15時) (レス) id: 88897fe664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:招き猫 | 作成日時:2020年4月20日 13時

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