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今日も委員会は行われる。
だけど、いつもと何かが違う。
「こ、小瀧？」
誰も言い出せない雰囲気の中、シゲがようやく口を開いた。
「どないしたん、そのクマ」
「…もう無理や」
いつもは耳を塞いでも聞こえるくらい声の大きいのんちゃんが、蚊の鳴くような声で返事をする。
「のんちゃん、彼女と喧嘩したらしい」
こそっと教えてくれるのは神ちゃん。
どうやら彼女が同級生の男の子と出かけたことを知ったのんちゃんが彼女に怒り、それに対して彼女は「身体はでっかいのに、心は小さい男だな！」と返したらしい。
のんちゃんの彼女って案外気が強いんだな。
「付き合ってんのに他の男とデートする？普通。
Aやったらそんなことする？」
「へっ？」
急に話を振られて、私は素っ頓狂な声を出してしまった。
「…まあAは付き合ったことないから分からんか」
「それはまあ相手次第やろ」
上手く答えられるずにいると、隣で流星が静かに言った。
「付き合ってようが何だろうが望がそいつより魅力あったら彼女の心は揺るがんやろし、望よりそいつの方が良い男なら彼女はそいつに惹かれるだけちゃう」
「なんやねん、俺が魅力ないって言うんか」
「ちゃうやん、もっと自信持って堂々としろってことやん」
2人のやりとりに入っていけない私は、窓の外に目線をやる。
あ、中間さんと�霤弔気鵑澄Ｂ料猊�着てるから、運動会の練習だろうか。
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Hana(プロフ) - ふわさん» ふわさん、コメントありがとうございます。一年ぶりの更新でしたが、楽しんでくださる方がいて何よりです。最後まで書き切ろうと思うので、よろしくお願いします。 (2020年6月7日 18時) (
レス) id: 66a0eb112b (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - はじめまして、ふわと申します。とても素敵な文章で一気に読んでしまいました。流星くんが切ないけど優しくて…これからの展開もとても楽しみです。素敵な時間をありがとうございました。 (2020年6月7日 11時) (レス) id: 1edcc49e12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hana | 作成日時：2020年6月5日 20時
