5. ページ5
教室で席に着くと、もちろん私は神ちゃんとのんちゃんの間に座っていた。
加えて見知らぬ男子が2人もいる。
「4人とも同じクラスなんてめでたいなあ！」
白い歯を見せてきらきら笑う彼と
「あかん、もう眠い」
彫りの深い綺麗な顔の彼。
戸惑う私に神ちゃんが説明してくれる。
「こっちのよう笑ってるやつがシゲ、今にも寝そうな男前が流星」
「重岡大毅ですー、どうも」
シゲは私を見てにっこり笑う。
「藤井流星。流星でええよ」
流星は私の頭をさらっと撫でた。
「お前すぐ触る！」
「名前何て言うん？」
「話聞け！」
シゲの叫びは流星の耳には入っていないみたい。
「木野Aです」
「じゃあAって呼ぼ」
「俺もAって呼ぶわ」
「みんな知り合い？」
私が尋ねると、4人は大きく頷いた。
「小学校からの幼なじみやねんな」
そう言うシゲは本当に嬉しそう。
「腐れ縁腐れ縁」
「はあ、小瀧お前何言うてんねん」
「それより本題に入らなあかん」
のんちゃんのスイッチは入ったままだ。
「今日Aはある男に振られた」
「なんでバラすの」
「え、今日？」
「A彼氏おったん？」
何も知らないシゲと流星が目を丸くする。
「いや、わ…」
「Aの片思いで、相手は3年で生徒会長の中間淳太」
「なんで言うの…って中間さん生徒会長なの？
初めて知った！」
「入学式で挨拶してたやん、ちゃんと聞いとけよ」
いや、あんたのせいで聴けてないから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピノ - この作品すごく好きです！これからも更新頑張ってください！続き気になります。 (2019年4月21日 2時) (
レス) id: ac20c79d28 (このIDを非表示/違反報告)
淳望 - ちょっと口調は強いけど、それでも言ってる内容がすごく優しくてそんな淳太くんにすごくキュンキュンしてます！この小説すごく面白いから大好きです！大変だと思いますが、更新頑張って下さい！ (2019年4月13日 8時) (レス) id: 8286031f0a (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - にゃーさん» コメントありがとうございます！嬉しいです。引き続き更新頑張りますね (2019年1月24日 21時) (レス) id: 4d2980bd83 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー(プロフ) - とても面白いです♪更新楽しみにしてます！ (2019年1月24日 2時) (レス) id: 5a826c2c2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Hana | 作成日時：2019年1月15日 21時
