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朝食も食べ終わってお城にいるか街に行こうかとひとらんらんさんと歩いております。
なんだかんだ言って街の雰囲気は見たいのでね。
「今日は人がたくさんいるだろうし、離れないでね」
『子供じゃないんで大丈夫ですぅ〜』
これフラグとかじゃないので本当に大丈夫ですよ？
「夜になるまでなら何もされないから」と厩舎に向かって歩く。この格好であの坂を街まで歩けって言われたらもう部屋から出ないからなと思っていたら「馬乗る？」との事でひとらんらんさんの馬の外道丸君に乗せてもらって街に行くことになってます。馬とか小さい時にポニーランドみたいなところでポニーに乗ったきりですね。
「おはよう外道丸」
ぽんぽんと撫でると慣れた手つきで鞍などを装着していく。鞍を付けられるとお出かけすることが分かるのかなんとなく嬉しそう。
『触ってもいいですか？』
久々の動物にそわそわしながら聞く。「いいよ」と許可をもらったので装着の邪魔にならないように撫でる。
『はわ……毛皮めっちゃ久々……やっぱいいなぁ……』
「言い方」
え、動物のこと毛皮とか毛玉って言わない？私だけか？
なんて考えていたら装着が終わったらしく手綱を引いて門の方へ向かっていく。また今度色々触らせてあげる、と約束してくれた。馬の蹄がパカポコなる音好きなんだよなぁ〜。
「じゃあAちゃんは前ね」
そういえば馬にテンションが上がってしまっていたせいで抜けていたが、これ二人で乗る感じですよね。中世のドラマでよく見る奴だな。
なんて今更ごねてもしょうがないので大人しく乗る事にする。
「ここに足かけて、持ち上げてあげるから勢いで乗って」
「せーの、」と鐙(あぶみ)にかけた足に力を入れると同時にひとらんらんさんが私の腰を持ち上げる。
『……おぉ、高い』
「大丈夫？怖くない？」
ひょい、と軽い動きでひとらんらんさんが後ろに乗る。あ、仮装の尻尾は抱えてるので邪魔にはなってないです。
『全然大丈夫です』
よろしく、と外道丸の首をぽんぽんと撫でればゆっくりと歩き出した。
街まで降りて馬止に外道丸を繋ぐ。「待っててね」と撫でてから街探索に出発した。
『おぉおおぉ……すご、え、すご…！！』
街は遊園地さながらイルミネーションや飾りつけ、アトラクションなんかもあった。
『お化け屋敷ある！』
行きましょうよ〜！なんてひとらんらんさんの袖を引いたら、ものすごい力で腕を引かれた。
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めん(プロフ) - ミスタさん» 外したと思っておりましたが外れていなかったようです。ご指摘有難うございます。 (2019年10月23日 6時) (
レス) id: f74fa4c96f (このIDを非表示/違反報告)
ミスタ(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい (2019年10月23日 6時) (レス) id: b6262af8c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月23日 6時
