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乾燥している間にパウンドケーキを作る。種類はバナナ、チョコ、甘さ控えめのドライイチジク&クルミだ。常温に戻しておいた材料を味毎に混ぜていく。
ちなみにメレンゲを混ぜ終わったショッピ君は「どうせ暇なんで」と引き続き手伝ってくれている。これはお駄賃弾まないとな。
「こんなんで大丈夫？」
オスマンさんがイチゴとレモンの鍋を見せてくる。それぞれ味見をしてOKを出して粗熱を取るために火から下ろす。………だからオスマンさん、そんなに見てもダメなものはダメです。クッキーの型抜きしててください。ちなみに味はプレーンとチョコとナッツです。
混ぜたパウンドケーキの生地を型に入れて窯で焼く。10分くらいしたら真ん中に切れ込みを入れるとよく膨らむんだって。面白いよね。
もう一つの窯で乾いたのを確認したマカロンの生地を焼く。うまくピエが出るといいな〜。マカロンの醍醐味よね！
時々確認しつつ焼けたマカロンを取り出しこちらも粗熱を取る。うん、上手くピエが出た。その間にオスマンさんが型抜きしてくれたクッキーを焼く。
焼けたパウンドケーキとクッキーも粗熱を取る。焼きたてを食べれるのは作った人間の特権よねって事で端っこや形の悪いものを3人でちょっとだけ頂く。
『んま〜…やっぱこれよな』
「美味しいめう〜！こんなに美味いの初めてや！」
「……うま」
オスマンさんは全身で喜んでるし、ショッピ君はなんか…お花飛んでるよねそれ。
ラストスパートとマカロンにそれぞれジャムやチョコなどを挟んでいく。そこつまみ食いしようとしない！！
ショッピ君にオスマンさんを見張ってもらいつつ(オスマンさんなんで不満そうなんですかね)、最後のマカロンを完成させた。
その日の夕食後。
「今日はデザートがあるで！」
オスマンさんが意気揚々と立ち上がる。首を傾げる皆を横目に、私とショッピ君も立ち上がり厨房へ向かう。ちなみにグルッペン総統は分かっているので夕食の時からそわそわしていた。ちょっと控えめに食べてたの見えてたんだからな。
「パウンドケーキとクッキーとまかろんや！」
「Aとオスマンさんと俺で作りました。感謝しながら食べてくださいね」
甘党には甘めの、苦手な人には抹茶やナッツ系を多めに配った。
約束通りオスマンさんとショッピ君は少し多め。それについて数名から文句があったが無視。当然だね。
『さぁ、めしあがれ』
その後、定期的にお菓子を作るようになったのは言うまでもない。
〜fin〜
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めん(プロフ) - ミスタさん» 外したと思っておりましたが外れていなかったようです。ご指摘有難うございます。 (2019年10月23日 6時) (
レス) id: f74fa4c96f (このIDを非表示/違反報告)
ミスタ(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい (2019年10月23日 6時) (レス) id: b6262af8c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月23日 6時
