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特別な日の始まり × 赤司征十郎 ページ34

赤司「驚いたな…全く想像していなかったよ。」

『ふふっ、今年は1番にお祝いしたくて…!あ、ケーキ食べる?』

赤司「もちろん。Aが、食べさせて?」


『…ん、どーぞ。』





そっと赤司くんの口元にフォークを持って行くと、相変わらず食べる仕草が綺麗で思わず見惚れた。




赤司「すごく美味しいよ。」


『それは良かった…!』



赤司くんは普段から表情がコロコロ変わるタイプじゃないけど、いつも以上に優しい表情で笑うから、きっと喜んでくれている…と、思いたい。




『えっと…一旦あっち側向いて貰っていい?』


赤司「分かった…?」





スッと私とは反対の方を向く赤司くん。
その直後、後ろからそっと赤司くんを抱きしめた。



赤司「…!」



本人の顔を見て言うのは、
多分恥ずかしすぎて無理…そう思って反対側を向いて貰った。








『赤司くん…改めて、お誕生日おめでとう。




赤司くんと出会って、好きになって、こうして付き合えて、本当に良かった。


…生まれて来てくれて、ありがとう。』







赤司くんを抱きしめる手に少しだけ力が入ったのが自分で分かる。


赤司くんが今、どんな表情をしているのかは分からない。
でも後ろから見える彼の耳は赤かった。






赤司「…A、」


『んっ!」


名前を呼ばれて顔を上げれば、赤司くんから降ってくる熱いキス。

息をするの余裕も与えてくれないキスなのに、どこか優しくて。なんだか赤司くんらしいキスだなって思った。




赤司「…ん」


『あかしく…っ、』






全く終わりそうにない赤司くんからのキスをただただひたすら受け止めていた。

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設定タグ:黒子のバスケ , ハイキュー , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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真田レン(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます!レオ姉の野獣になる姿が見たすぎて、レオ姉のお話には作者の妄想を詰め込みました← 応援ありがとうございます(T ^ T)!!また更新したら是非遊びに来てください^^ * (2017年11月22日 0時) (レス) id: 2a1122d811 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - れおギャップが・・・/////更新応援しています! (2017年11月21日 19時) (レス) id: 91cee282ea (このIDを非表示/違反報告)
真田レン(プロフ) - 飛血さん» 嬉しすぎるコメントありがとうございます!ドキドキしてもらえて嬉しいです!リクエスト?アイデア?ありがとうございます!実は今ハイキューの相手役が決まらなくて迷ってて…すごく助かりました!次回、白布君がんばっちゃうみたいです!← (2017年11月11日 11時) (レス) id: 2a1122d811 (このIDを非表示/違反報告)
飛血 - 超ーー面白いです!ドキドキします!できればハイキューの白布君とか宮兄弟とかも…続き頑張ってください!! (2017年11月10日 21時) (レス) id: 4a2e750986 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真田レン | 作成日時:2017年10月26日 17時

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