宮治 × 気まぐれネコ ページ29
『ねー治ちん〜』
治「今度は何やねん。」
『紫原は、いつでもオッケーですよ?』
治「…まだその話 続いてたんか。」
粘り強く、治ちんに抱きついて唇を突き出してみるも、
相変わらずの冷たいモード。
治「……。」
『……。』
治「……。」
『じ…焦らすのは、サーブだけにしなよ…。』
治「至近距離で見つめ合って照れてるんか?
でもサーブと違って時間制限あらへんからなぁ…いつまでこうしてようか?」
『もー…気まぐれネコ超えてドS?それとも焦らしプレイ?ナニコレ。』
流石に、ふてくされるし。
治「はっ…ほんまにかわええなぁ。俺、好きな子には意地悪したいタイプなんや。ごめんな?」
『べーつーにー。』
治「A、好きやで…。」
突然始まる宮治甘いバージョン
この瞬間、毎回毎回ドキドキさせられる。
今度こそ、宮治はキスするためにAの顔にそっと近付いていく___
そしてAも、嬉しそうに目を閉じようとした___
『あーーーーっ!!!』
治「何や!?」
『治ちん!オレンジジュースこぼしてる!』
治「は…?」
『あーーカーペットにまで…!このカーペット家庭用洗濯機で洗えないんだからね!』
治「え?いや、ちょ、A…?」
『あ、でもまだ完全に染み込んでないから、何とかなるかも…!』
さっきまであんなに甘えたモードだったAは、完全に力が抜けた治からサッと距離を取り溢れたオレンジジュースを処理するためにキッチンから往復を繰り返す。
『治ちん!私カーペットとテーブル拭くからコップ水道に置いて新しいジュース自分で出して!』
治「…ったく、気まぐれネコはどっちやねん。煽るだけ煽りやがって…後で覚えとき…。」
ある日の宮治と紫原Aの出来事だった。
宮治が怪しく笑っていたことを、紫原Aはまだ知らない。
End.
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真田レン(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます!レオ姉の野獣になる姿が見たすぎて、レオ姉のお話には作者の妄想を詰め込みました← 応援ありがとうございます(T ^ T)!!また更新したら是非遊びに来てください^^ * (2017年11月22日 0時) (レス) id: 2a1122d811 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - れおギャップが・・・/////更新応援しています! (2017年11月21日 19時) (レス) id: 91cee282ea (このIDを非表示/違反報告)
真田レン(プロフ) - 飛血さん» 嬉しすぎるコメントありがとうございます!ドキドキしてもらえて嬉しいです!リクエスト?アイデア?ありがとうございます!実は今ハイキューの相手役が決まらなくて迷ってて…すごく助かりました!次回、白布君がんばっちゃうみたいです!← (2017年11月11日 11時) (レス) id: 2a1122d811 (このIDを非表示/違反報告)
飛血 - 超ーー面白いです!ドキドキします!できればハイキューの白布君とか宮兄弟とかも…続き頑張ってください!! (2017年11月10日 21時) (レス) id: 4a2e750986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真田レン | 作成日時:2017年10月26日 17時