白鳥沢バレー部と知り合いになった ページ21
青葉城西のマネージャーは白鳥沢バレー部と知り合いになった
___なんで、私は1人で白鳥沢の練習を見てるんだろうか。
昨日行われた宮城のバレーボールの大会。
大会終了後、白鳥沢の忘れ物を拾ってしまったからだ。
…本人たち、気付かなかったのかなぁ!?!?
本当なら、係りの人に渡せば良かったものの、私がみんなを待たせていたこともあり、結局私が持って帰ってしまったからだ。
正直、白鳥沢は貫禄あるなぁと思ったり、少し弟の中学時代のバスケチームの雰囲気と似ているなぁと思ったりで苦手意識があった。
それなのに……
牛「俺のスパイクはどうだろうか?」
『私が今まで見てきたスパイクの中で1番凄いと思いました…。』
天「Aちゃん、俺のブロックちゃんと見てた!?」
『こんなに気持ち良さそうなドシャっと、見てるこっちもドキドキします…!』
五「Aさん!俺のスパイクはどうですか!?」
『うん、牛島さんのも凄いけど五色ちんのスパイクも凄いよ。』
瀬「五色ちん…!?」
『あ、瀬見さんナイスサーブです。』
瀬「え、ありがとう…!」
何故こんなことになっている。
しかも……
『スポドリ出来ましたー。』
何故私は彼らのスポドリを作っている?
……完全に白鳥沢のペースに巻き込まれている。
『ねー白布ちん。私何やってんだろ…。』
白「A、白鳥沢のマネージャーやれば?」
『いや、バレー初心者に強豪校のマネ出来ると思ってんの?』
川「でも現に務まってるよな。」
『いや、大したことしてないし。』
大「紫原、ごめんな。今日部活は?」
『あ、青葉城西は月曜日オフなので大丈夫ですよ。』
知らぬ間にみんなと普通に話してる私は一体…
牛「A、また来るといい。」
『用事ない限り来ないと思います。』
牛「…そうか。なら作ろう。」
天「若利クン、Aちゃんのこと気に入ったのかなぁ?」
牛「?ああ、そばにいてほしいと思う。」
白鳥沢「「!?!?」」
___数日後、青葉城西と白鳥沢、大学生との合同練習会が行われた。
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作者名:真田レン | 作成日時:2017年9月22日 22時