9、あの“瞳” ページ10
昼休み、翔と陽は二人でお弁当を食べていた。
「陽、いよいよだな」
静かな怒りと決意を秘めた目で翔の瞳を真っ直ぐに見つめる。
でも、瞳は複雑に揺れていて。
それでも、強い光を放っている。
「そうだな・・・・」
翔は知っている。
陽がその目になったときの時は本当に頼りになることを。
***
あれは中学2年生になってからのなんでもない放課後の帰り道のことだっ
た。
帰り道、クラスの女子二人が高校生3人ほどに詰め寄られていた。
「ねえねえそこのお姉ちゃんたちさあ、俺たちと遊ばない?」
「や、やめてくださいっ」
「ふ〜ん、もう一人の子もかわいいじゃん」
「行こうぜ〜」
周りは見てみぬふりをしていた。
が、陽だけは違った。
静かにその黒い目に大きな闘争心を宿すと男たちを睨みながら静かに翔に言
った。
「翔、やるぞ」
言うなり高校生に立ち向かっていった。
「その人たちを解放してください」
あわてて翔も駆け寄る。
「あん?だれだお前」
金髪の一人が怪訝そうに陽を見る。
「その子達のクラスメイトですがなにか?」
対する陽も負けてはいない」
おいおい、これってまずい展開じゃないのか。
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うっさ - うん。私もめちゃ天然って言われるから仲間だ;;なぜか最近モモクロのセンターの人に似ていると言われるのはなぜだろう?似てねーしww (2012年7月12日 21時) (レス) id: a651d170d1 (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - 怖いね・・・。瑠緒花が好きそう(笑) (2012年7月3日 10時) (レス) id: 20171f3ba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うっさ | 作成日時:2012年7月1日 20時