検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,778 hit

16、ころされたのは ページ17

暗くてよく見えなかったが、その人は確かに陽の姉である花音(かのん)だ

った。

彼女はたしか高校2年生だった。

陽はたまらずその肩をゆすった。

「姉貴!起きろよ!こんな死に方・・・らしくねーぞ・・・・!」

目をつぶったその顔は、体の傷とは正反対に穏やかだ。

「姉貴・・・・・」

死んだことをその体で感じ取り、陽は静かに花音を背負った。

「翔、行くか・・・・」

「・・・・・ああ」

暗くて陽の表情は分からないが、その瞳は複雑に揺れているのだろう。

アスファルトの道には血のあとが点々と落ちてゆく。

彼は今日、しかも自分の目の前でたった一人の姉を失った。

翔はもうすでに耐えられないような気がした。

いつまでこのような夜が来るのだろう。

自分の手元にあるナイフを見つめる。

今日はこれで人をころせというのか。

翔は遠くを見つめ、静かに隣を歩く陽に言った。

「・・・陽、行くぞ」

うつろな目で翔を見る陽の目。

その顔は、どこを見つめているのか分からなかった。

陽の顔は固まっていた

そのときの翔は、陽の顔がどんな意味を表しており、どこを見ているかなん

て考えもしなかった。


???「キャハハハ!」

???「もうすぐ1日目終了♪」

17、目線の先には→←15、最初の犠牲者


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:ホラー , 殺し合い , うっさ , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うっさ - うん。私もめちゃ天然って言われるから仲間だ;;なぜか最近モモクロのセンターの人に似ていると言われるのはなぜだろう?似てねーしww (2012年7月12日 21時) (レス) id: a651d170d1 (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - 怖いね・・・。瑠緒花が好きそう(笑) (2012年7月3日 10時) (レス) id: 20171f3ba7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うっさ | 作成日時:2012年7月1日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。