１１、告白 ページ12
その日に翔は陽に自分のことを打ち明けてみようと思った。
陽は普段の生活からは予想もつかないほど口が堅いし、信用できる。
それはさっき改めて知らされたこと。
だから。
「陽、公園に行かないか？」
「？いいけど」
そう、今現在二人がいる公園で打ち明けた。
じっと思いつめた表情で黙り込む翔を陽はじっとまっていた。
「今まで黙っていたことがある」
「・・・・・・」
「俺には双子の姉がいる」
「それ、本当か？」
「ああ。風花という。俺たち家族は１０年前事故にあった」
「・・・・・・」
「そこで両親はあっけなく死んでしまった。だから実の親はもう存在しな
い」
翔は目を閉じてしんみりと呟いた。
「じゃあ翔は・・・・」
「養子として引き取られた」
「その風花ちゃんは？」
「俺たちは別々に暮らしている。だが俺はいつか風花を捜し出したいと思
っている」
しばらくの間、二人の間を静寂が流れる。
「お前にだけは打ち明けようと思った。陽は。俺が一番信頼できる最高の親
友だ」
いつの間にか、陽はなぜだか涙を静かに流していた。
？？？「だからさあ、人の愛なんてもろいんだって」
？？？「そうだね。でも人の愛って、もろくて、儚くて、だからこそ愛しい
って思うのかな」
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うっさ - うん。私もめちゃ天然って言われるから仲間だ；；なぜか最近モモクロのセンターの人に似ていると言われるのはなぜだろう？似てねーしｗｗ (2012年7月12日 21時) (
レス) id: a651d170d1 (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - 怖いね・・・。瑠緒花が好きそう（笑） (2012年7月3日 10時) (レス) id: 20171f3ba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うっさ | 作成日時：2012年7月1日 20時
