-4話- ページ6
、
ヨモ「リゼが死んだらしいな、」
『らしい...ですね、』
ウタ「悲惨だよねェ...」
イトリ「でもあれ...色んな噂が出てんのよ？誰かが計画的にやった、とか」
『へえ...でもまあ、俺としては嬉しいですけど、』
ウタ「ありゃま、...Aちゃんあの子のコト嫌いだっけ？」
『気に食わないんです、この間横取りされたし...』
不貞腐れながら、グラスの液体を飲み干す彼に
私はクスクスと笑い出し、ウタも薄ら笑んだ。
しかし、私はある事を思い出し笑うのをやめ、彼の後ろに立った。
そしてそのまま、知らずの内に赫眼になっていた彼の右目を手で覆った。
イトリ「あともう一つ...、」
『...？』
イトリ「現場の近くを通りかかった喰種がね...？
右目だけが赫眼になっていた喰種が近くに居た、って...」
『それが俺と...？』
ウタ「あくまで、推測...君みたいに片目だけ赫眼って珍しいから、」
イトリ「もしかして、近くに居た...？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿反応を見れば、
すると彼は小さく頷いた。
『前横取りされた事を思い出して...一緒に居た少年を取ろうかと思ったんですけど
何だか、別の匂いに誘われて...場所は移しました、』
イトリ「匂い？」
『はい、俺の大好物...女の人』
イトリ「あちゃー...」
ウタ「じゃあAちゃんは外されるね、」
ヨモ「まあ...Aが遣るとは思えんしな、」
イトリ「そうだね、...いやぁ良かった良かった、」
覆っていた手を退け、
私は大袈裟に両腕を胸の前で組み、大きく首を縦に振ってみせた。
ウーさんも蓮ちゃんも一度頷く。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿なら誰がやったのか.
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レイン - 最後まで読んで「続く」見て、独り言で続けって言っちゃった (2019年1月26日 16時) (
レス) id: a956189dd3 (このIDを非表示/違反報告)
ダメ天使 - すごく面白くて一気に読んじゃいました!!続き楽しみにしてます。 (2018年2月8日 10時) (携帯から) (レス) id: 89fc855d6c (このIDを非表示/違反報告)
黒氷雨(プロフ) - 林檎。さん» そそそそ、それは奇跡…いや運命に近いですね！w。ありがとうございます！これからも更新頑張りますので、よろしくお願いします！ (2017年7月19日 21時) (レス) id: 5e51351d8b (このIDを非表示/違反報告)
黒氷雨(プロフ) - 稀羅さん» ありがとう！そう言っていただけますと、とても励みになります！頑張ります！ (2017年7月19日 21時) (レス) id: 5e51351d8b (このIDを非表示/違反報告)
黒氷雨(プロフ) - 輝夜さん» 最近亀更新ですみませんでした！応援ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2017年7月19日 21時) (レス) id: 5e51351d8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒氷雨 | 作成日時：2014年7月17日 9時
