-19話- ページ21
『タイムタイム...!』
四方「待った無しだ。」
ある日、あんていくの下、地下でAと四方の戦闘が行われていた。
戦闘といっても、ただの力試しだ。
今のところAが押されている。
四方「あと一撃入れられれば...終わりにしてやる。」
『...!終わったら四方さんのおごりで珈琲ですよ!?』
四方「ああ。いいぞ。」
Aは割れたゴーグルを投げ捨て、赫子を研ぎ澄ませた。
四方も赫子をいっそう大きくさせる。
そしてAは四方目掛け、斬り掛かった。
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『お腹いった...体痛い...。』
カネキ「ヨモさんと特訓してたの...?」
『うん。...体中傷だらけ、再生追いつかなくって
お腹にポッカリ風穴空いてますー...あー...肉肉肉、』
カネキ「風穴って...痛そうだなー。」
Aはいつものタートルネックではなく、ぶかぶかの真っ黒フード付きトレーナーを着ていた。
そして腹部を押さえ、カウンター席の机に伏せていた。
その隣には苦笑いを浮かべ、彼の背中を撫でるカネキがいた。
トーカ「ヨモさんをなめるからそんな目に合うんだよ。」
『トーカちゃんだって勝てないじゃん!!』
トーカ「お前よりは強いし?」
『うぐぐ...。』
客人がほとんど居ないため暇になったのか、トレーを抱えたトーカが
カネキとは反対側に立って彼をからかい始めた。
するとカウンターでカップを磨いていた店長が顔を上げる。
芳村「まあまあ。トーカちゃん、それくらいにしてあげなさい。
それとAくん...ゴーグルはどうしたのかね?」
『えっと...壊れました。あっはは、』
芳村「なら今度。カネキくんのマスクを作る時に新しいのを作ってもらいなさい。」
『あいあいさー、!』
芳村「返事だけはよし。」
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レイン - 最後まで読んで「続く」見て、独り言で続けって言っちゃった (2019年1月26日 16時) (レス) id: a956189dd3 (このIDを非表示/違反報告)
ダメ天使 - すごく面白くて一気に読んじゃいました!!続き楽しみにしてます。 (2018年2月8日 10時) (携帯から) (レス) id: 89fc855d6c (このIDを非表示/違反報告)
黒氷雨(プロフ) - 林檎。さん» そそそそ、それは奇跡…いや運命に近いですね!w。ありがとうございます!これからも更新頑張りますので、よろしくお願いします! (2017年7月19日 21時) (レス) id: 5e51351d8b (このIDを非表示/違反報告)
黒氷雨(プロフ) - 稀羅さん» ありがとう!そう言っていただけますと、とても励みになります!頑張ります! (2017年7月19日 21時) (レス) id: 5e51351d8b (このIDを非表示/違反報告)
黒氷雨(プロフ) - 輝夜さん» 最近亀更新ですみませんでした!応援ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2017年7月19日 21時) (レス) id: 5e51351d8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒氷雨 | 作成日時:2014年7月17日 9時