本当は自習しといてって帝王が ページ48
arok said
放課後のHRが終わりザワザワしたなかで、更にざわつきが起こったため扉の方を見やると薮ちゃん。
相変わらず後輩からの支持率がお高いことで。
休みだった予定の生徒会だけど亀梨くんの気まぐれにより急遽今から生徒会員全員出席の会議が決まったのだと、薮ちゃんが直々に1年生の教室まで伝えにきたらしい。
ぶつくさと文句を言う伊野ちゃんと光くんとハッシーに苦笑いする。
宏「�睫擇覆乕�室にいるよ」
何も聞かずとも彼の居場所を教えてくれた薮ちゃんにお礼と、不機嫌な3人に別れを告げた。
部室の扉に手をかけようとしたとき、聴こえてきた低くて落ち着く俺が大好きな歌声。
雄「涙で前が見えないときは〜♪
ずっと繋いだ手を 離さないよ〜♪♪」
このまま外からずっと聴いていたいけれど、もどかしくて、歌声に少し悲しみが混ざってるように感じて、一つ息を吐いて扉を開ける。
雄「〜♪♪…
あ、有岡くん」
歌うのをやめて振り向く�睫擇般椶�合って鼓動が高鳴る。
大「…そこの歌詞、“ずっと”じゃなくて、“ぎゅっと”だよ」
雄「あ、間違えてた？
離さないことに、変わりはないんだけどね」
椅子に腰掛けたままちょっと困ったように笑う�睫擇亮蠅砲蓮�一冊の黄色いノート。
それが気になったことを気付いた高木がノートを開いて見せてきた。
雄「これね、昼休みに伊野尾くんから預かった楽器パートまとめたやつ」
定規を使ったであろう楽譜の線や音符の間隔がきっちりと均等なところが伊野ちゃんらしい。
大「勉強してんのかと思った」
雄「この俺がすると思う？」
大「自身満々に言えることではないよね。
でも俺もしない」
クツクツと2人で笑いを堪える。
この会話を聞いたならば薮ちゃんは発狂するだろう。
雄「伊野尾くんて適当に見えて律儀なとこあるよね。
ちゃんとパソコンでデータまで作ってくれて」
そう言ってポケットからUSBを取り出す。
雄「まったく、音楽が嫌いな人がここまでやる？
光くんがこれ見たらきっと泣いちゃうかもね」
�睫擇世辰橡榲�は伊野ちゃんのこと、引き止めたくて仕方ないだろうに。
�睫擇寮擇覆させ�ちと、伊野ちゃんの素直になれない感情に胸が鷲掴みされたようにギュッと痛んだ。
大「聴きたい、それ」
雄「今日は楽器組いないしね。
これで練習しよっか」
歌うのは楽しい。
でも、最近は心から楽しめない。
声が腹から出ない。
あ、今のとこ音程外した。
大「〜♪、あはっ、ごめん、もう一度…」
目の前が突然、暗くなる。
雄「有岡くん、無理しないで？」
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式部(プロフ) - 藍那さん» 返信遅くなってすみません！ゆっくり更新になってしまってて…。光くん、の運命はまだ秘密！（笑）ですが、ゆくゆくは7も交えて物語を進めていきますので長い目でこれからもよろしくお願いいたします！ (2019年1月17日 23時) (
レス) id: 70f1b49e79 (このIDを非表示/違反報告)
藍那(プロフ) - 光くんに幸せになってほしいです笑いのちゃんか、圭人くんなど他のメンバーでもいいのでくっついてほしいです (2019年1月7日 22時) (レス) id: 4613dadbd4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん推し - 返信ありがとうございます！&返信遅れてすいません！伊野ちゃんのシチュエーションですか……。伊野ちゃんの成績が落ちてしまい、皆とのすれ違いが起きてしまう！みたいな感じが見たいデス。出来たらで良いのでお願いします☆長文失礼しました。 (2018年12月29日 1時) (レス) id: 4c90f4e3e4 (このIDを非表示/違反報告)
式部(プロフ) - ちゃん推しさん» ありがとうございます！おふざけも結構取り入れてるので嬉しいです(^-^)主人公は大ちゃんですが展開に沿ってそれぞれのメンバーのストーリーも濃くなると思うので、ご期待下さい！もし伊野尾ちゃんのシチュエーションなどでリクエストありましたらお願いします！ (2018年12月20日 0時) (レス) id: 70f1b49e79 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん推し - 凄い面白いです！わがままになってしまうんですが、伊野ちゃんの出番がもう少し欲しいです…(´･_･`) 更新頑張ってください！楽しみにしてますo(・`д・´｡)ヵ゛ﾝﾊ゛ﾚ ！ (2018年12月19日 17時) (レス) id: 4c90f4e3e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：式部 | 作成日時：2018年12月9日 15時
