早とちりは良く無いです ページ47
arok said
食パンを囓りながら靴を履いて、玄関の扉を開けた。
慧「大ちゃん、おはよ！」
大「ふぁあ…、おはよー」
なんか普段より早く迎えが来たけど、大ちゃん寝癖ーってふわりと笑う伊野ちゃんに嬉しくなる。
伊野ちゃんが元気な姿、久々に見たかも。
少し前まで桜並木だったこの道は緑色の木の葉が揺らいで、最近では朝からの日差しも強くなってきていた。
大「そういやさ、」
慧「んー？」
大「昨日見ちゃったんだけど、亀梨くんに送ってもらったんだ？」
明らかに伊野ちゃんの肩が跳ねた。
あ、やっぱなんかやましいことがあるのか。
大「その、さ、放課後生徒会にいないときの生徒会長の顔って何？」
慧「あー、えーっと、もしかして話聞いちゃった？」
大「うん。
伊野ちゃんが送ってくれてありがとってところら辺から」
慧「あ、その辺から…」
伊野ちゃんの泳がす目をジッと見つめる。
よし、もうひと押し。
大「でもまぁ、いーよいーよ。
けどせっかく久々にこうして2人で登校できたと思ったのに、なんか寂しいなー…。
2人って、そういう関係だったんだ？」
これは大ダメージのはず。
慧「〜っ、内密に、お願いします」
眉を下げながらめちゃめちゃ小さな声を絞りだした。
大「まさかもう、放課後は密室で、2人きりで、ゴニョゴニョとか…」
慧「…」
顔を覗き込むと、目を反らして頷く。
大人の階段、登っちゃったのね…！？
伊野ちゃんの肩を(ビクついたのは気にせず)両手でガシッと掴む。
大「亀梨くんの立場だもん、誰にも言わない。
俺、応援してる！」
嬉しかった。
伊野ちゃんは過去のことがあって心の底では男同士の恋愛には良く思ってないんじゃないかって不安だったから。
慧「ありがと…？」
何故か少し困惑気味の伊野ちゃんの手を引いて、駅へと向かう。
それにしても薮ちゃんも光くんも、流石に生徒会長には逆らえなかったか。
校長先生公認だし。
昼休みに経緯とか聞けたらいいなー。
その日の5人集まった昼休み、伊野ちゃんが
慧「大ちゃんにもバレちゃったし、�睫擇砲盡世辰舛磴Δ韻謬詰�くん俺が通ってる特急塾の講師なんだよね」
と発言した途端、こっそり一人で赤面する羽目になってしまった。
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式部(プロフ) - 藍那さん» 返信遅くなってすみません！ゆっくり更新になってしまってて…。光くん、の運命はまだ秘密！（笑）ですが、ゆくゆくは7も交えて物語を進めていきますので長い目でこれからもよろしくお願いいたします！ (2019年1月17日 23時) (
レス) id: 70f1b49e79 (このIDを非表示/違反報告)
藍那(プロフ) - 光くんに幸せになってほしいです笑いのちゃんか、圭人くんなど他のメンバーでもいいのでくっついてほしいです (2019年1月7日 22時) (レス) id: 4613dadbd4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん推し - 返信ありがとうございます！&返信遅れてすいません！伊野ちゃんのシチュエーションですか……。伊野ちゃんの成績が落ちてしまい、皆とのすれ違いが起きてしまう！みたいな感じが見たいデス。出来たらで良いのでお願いします☆長文失礼しました。 (2018年12月29日 1時) (レス) id: 4c90f4e3e4 (このIDを非表示/違反報告)
式部(プロフ) - ちゃん推しさん» ありがとうございます！おふざけも結構取り入れてるので嬉しいです(^-^)主人公は大ちゃんですが展開に沿ってそれぞれのメンバーのストーリーも濃くなると思うので、ご期待下さい！もし伊野尾ちゃんのシチュエーションなどでリクエストありましたらお願いします！ (2018年12月20日 0時) (レス) id: 70f1b49e79 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん推し - 凄い面白いです！わがままになってしまうんですが、伊野ちゃんの出番がもう少し欲しいです…(´･_･`) 更新頑張ってください！楽しみにしてますo(・`д・´｡)ヵ゛ﾝﾊ゛ﾚ ！ (2018年12月19日 17時) (レス) id: 4c90f4e3e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：式部 | 作成日時：2018年12月9日 15時
