おとぎの国で (ページ21)

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20話〜登校フレッシャー〜ページ21

ｸﾞﾘﾑ「お…起きろーっ！！」

『うあっ！起きてるーー！って………』

ゴースト「お前たち今日からここに住むんだって？悪戯のしがいがあるってもんよ、ケッケッケ！」

『ゴースト…』

数分後

ｸﾞﾘﾑ「くそー。いつか追い出してやるんだゾ！」

『そうだ、そうだぁ。』

眠い…

ｸﾛｳﾘｰ「おはようございます。二人とも。よく眠れましたか？」

ｸﾞﾘﾑ「ベットに寝そべったときにそこが抜けてびっくりしたんだゾ。どんだけオンボロのままほっといたんだ。朝もゴーストに起こされるし、最悪なんだゾ！」

『私は、結構ぐっすりだった気がする。そういえば花音ちゃんは？』

花音「A！みてみて！この制服前の制服より可愛い！」

『花音ちゃん！可愛い！でもここは男子校だからすごい心配…スカート短いし。』

花音「まあまあ、大丈夫、大丈夫！お・か・あ・さ・ん🎵」

『娘が心配だわ…』

ｸﾛｳﾘｰ「楽しいおしゃべり中申し訳ありませんが、Aさん今日のお仕事は学園内の清掃です。」

『学園内！？』

ｸﾛｳﾘｰ「といっても学園内は広い、Aさんほどの魔法では無理でしょう。ですので本日は正門から図書館までのメインストリートの清掃をお願いします。」

図書館までのメインストリート？

分からない…

ｸﾛｳﾘｰ「いいですか。Aくん。昨日のような騒ぎを起こさないよう、グリムくんをしっかり見張っていてくださいね。」

『ん〜。分かりました』

正直自信ない

ｸﾛｳﾘｰ「頼みましたよ、昼食は学食で取ることを許可します。ではしっかり業務に励むように。」

ｸﾞﾘﾑ「ちぇっ……掃除なんてやってられねぇんだゾ。オレ様も魔法の授業で、バーン！ドドドーン！ってカッケー魔法撃ちまくりたいゾー。」

『ほんとほんと。花音ちゃんが羨ましい…』

花音「取り敢えず一緒に学校に行こうか！」

ｸﾞﾘﾑ、A『「ブツブツ」』