12話 〜同室ヴァリアス!〜 ページ13
『「趣がありすぎる。」』
クロウリー「そうでしょう。そうでしょう。さあ中へどうぞ」
花音「まぁ、放り出されるよりは何倍もマシでしょ!」
『プラス思考すぎぃ〜!』
クロウリー「花音さんの言う通りですよ!ここであればとりあえず雨風は防げるんですから!」
『はぁ〜い』
クロウリー「私は、調べものをするのに戻りますので、適当に過ごしていてください。学園内はウロウロしないように!では!」
『私達の預かい雑すぎない!?』
花音「確かに、これでも女の子なのに…そういえば、魔法ってどうやって出すの?」
『え?確か…オフヴィズユアヘッド!って出すんじゃないの?』
花音「オフヴィズユアヘッド…って《首をはねろ》ってこと!?」
『え!?マンガだったら…頭の中で出したいものを想像して《いでよ炎!》的な感じだった気がする』
花音「じゃあ…………って雨が降ってる」
?「ぎえー!急にひでぇ雨だゾ!」
『「!!!!」』
グリム?「キャッハッハ!コウモリが水鉄砲くらったみたいな間抜けな顔してるんだゾ!」
『何それ!?』
花音「ものすごく面白い顔ってことじゃない?」
『そうかも…って君は学園外に投げ出された子!』
グリム「そうだ!オレ様にかかればもう一度学校に忍び込むくらいチョロいチョロイ!ちょっと外に出したくらいで、オレ様が入学するのを諦めると思ったら大間違いなんだゾ!」
花音「なんでそんなにこの学校に入りたいの?」
『勉強したいの?』
グリム「そんなの単純な話なんだゾ!オレ様が!大魔法士になるべくして生を受けた天才だからなんだゾ!」
自己評価が高い…
26人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:プリン | 作者ホームページ:http://Itigo
作成日時:2022年2月7日 19時