【名探偵コナン】…ので、負けない。【警察学校組】

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「だれかあいつを捕まえてーっっ！」

みんなパニック状態。

いくらまだ警察官ではないとはいえど、
絶対逃したくない。


私は足を最大限動かす


すると犯人は会場の門を越えようとしていた

私は壁を蹴り、思いっきり反動で
空中に飛ぶ


『うぁぁっ…!』

あまりの高さに、少しビビる。

一瞬、時が止まったような感覚になる。

よし…

私は手を伸ばした


犯人の首を掴み、押さえつける


犯人を暑いアスファルトに押し付け、
動けないようにする


「いたぞ！あそこだ！」


少しの冷や汗が私の額に垂れる


『ハンジさんは…無事ですか？！』

「私は大丈夫だよ〜」

背後からひょいと出て来たのは、
ハンジさま…ハンジさん

「幸いすぐ身を引いたからね〜
にしても君！凄いねぇ！」

『私は、警察学校に通っているんです。
ハンジさんのためなら、このくらい…』

すると犯人が離せ、と言うので
頭をボコッと殴る


「おい、お前」


私はくるっと前を向く

その低いボイスは…



リリリリリリリリリリリヴァイ様っっ！？


『…リヴァイさん…ですね、
いつも応援してます』

最大限抑えて私！
普段通り、
ポーカーフェイスを演じるのよ博井A！

「ん。」


ぎゅっと、手を握ってもらえた。
しかも、両手。

するとキュポッと油性ペンを取り出し

「…なんかノートでも出せ。」

『はいっ』

私は直ぐにノートを出した


座学とかの単語が異常なほど書いてあるノート

するとリヴァイさんは、パラパラ〜っと
ノートをみて、キュッキュッ、と
サインを書いてくれた

「警察学校、頑張ってる様だな…悪くない。」

ポンポン、と頭を撫でられた


待って人生初の頭ポンポンなんだけどいやこの歳で初ってのもどうかと思うけどまさか初が
リヴァイ様！？落ち着きなさい私無表情を演じなさい私いやでもこんな頑張れとか言われたら
アドレナリンMAXになるやんけホンマいやにしてもたまらないなぁグヘヘへへへへ

私は今、人生で一番顔赤いかも

「…フッ」


しかも…リヴァイ様が…笑っ…た？



『ん〜っ…！！』

私は恥ずかしくてその場を後にした

ちょっと待って！と言う
スタッフの声も聞きかずに

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