そう思いつつ ページ40
修理室の扉へと手を伸ばした私だったんだけど
A「失礼しまーガッシャァンッ…す？」
一歩踏み出したと同時に聞こえてきた愉快な破壊音に目を丸くする
リーバー「うわーっまたかー！」
ジョニー「もうアイディアないよーっ」
ついで、リーバーとジョニーの叫びというか嘆きなんかと同時に
≪こんなダサいデザインなんて嫌よ！やり直しを要求するわ！！≫
お怒り感満載な紅蓮姫の声も聞こえてきちゃって…
A「……なんとまぁー」
……うん、頭痛いわ
ある意味予想通りの様子だったけども
思わず額に手を当てて、頭が痛いのポージングをしてしまう
ジョニー「あっ、A！よかった、ケガが治ったんだね！」
リーバー「元気そうで安心したぜ」
と、そこで漸く私の存在に気付いた2人がそう声をかけてくる
んで、一番に体調のことを気遣ってくれるなんて2人とも紳士！とか思いつつ、その表情がセリフと反して救世主キター！というものなのには目をつぶっておく
A「ええ、もうバッチリよ♪」
流石に今回は紅蓮姫が多大なる迷惑をかけているのが見て取れるのでね
本当に申し訳ない
表面上はほのぼのしながら、内心では軽く腹の探り合いをしている私たちだったけど
そのままスマートに話ができるはずもない
何故かって？
そりゃあ勿論…
≪ちょっと！貴女今までどこにいたのよ！？さっさと私のデザイン希望を通訳して頂戴！≫
そう、お怒りが冷めやらぬ紅蓮姫がいらっしゃるからです
ていうか誰のせいで今まで医務室から出られなかったと思ってるのよ
≪貴女の鍛錬不足のせいでしょう？こっちは大変だったっていうのに…！≫
それを言うなら私だって大変だったわよっっ
あんたの暴走のせいで精神面に大きなダメージ食らったんだから！！
紅蓮姫の理不尽な我儘にブチ切れそうになる私だったけど、その次の言葉に思わず頭が一瞬真っ白になった
≪暴走？なんのことよ？≫
ってまさかの何も覚えてない系！？
そりゃ人間なら辛い出来事をショックで忘れることもあるって聞いたことあるけども！
え、まさかのイノセンスとかにも適用できちゃうの！？
≪というか、暴走っていうならいつもの貴女のバカ発言のことでしょ？勝手に私を巻き込まないでちょうだい≫
A「リーバーァアアア！！鉄とか溶かせる強力な酸とかない―――――！！？」
もう嫌この子！
腹立つったらありゃしないわ！！
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Neko - わかります!!小粥と漬物の相性はまじで神ですよねー (2月24日 6時) (
レス) @page47 id: a69fae9dd7 (このIDを非表示/違反報告)
山吹乃鬼(プロフ) - 面白くって一気読みしています！オムライスでの例えのくだりで某少女漫画を思い出しちゃいました(o´艸`) (2019年12月8日 14時) (レス) id: ad0b97fd91 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 碓氷さん» 笑っていただけて感謝です！ (2015年9月30日 19時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷(プロフ) - 久々に笑いましたw 応援してます！ (2015年9月30日 14時) (レス) id: 058807b969 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 紫煙さん» そういえばサインねだってないなと思い当りまして(笑)そういってくれてありがとうございます！ (2015年9月30日 11時) (レス) id: 92e870bae1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2015年6月20日 21時
