そろそろアルマ編も終盤ね…さぁてこの後どうしようかしら?

そんな団結を経て ページ39

A「さーて、紅蓮姫のところに行きますか」

リナリーと別れた私は一人、化学班のもとへと向かう
本音を言えばもっとリナリーといたかったけどねー

されど私の直感が言っている
リナリーを連れて行ってはいけないと

A「なーんて格好付けてみたり」

因みにその理由は至極簡単
単純に私と紅蓮姫が顔つき合わせて口論しないはずがないってだけだけどー

いえね？これで紅蓮姫の声が周囲にも聞こえるならまだいいのよ
たとえ剣と人間が会話しているというシュールな状況でも紅蓮姫が話せるって周知の事実だし

しかし、残念ながら紅蓮姫の声は私にしか聞こえないので、傍から見れば紅蓮姫と口論している私は独りごとの多い女
さすがにボッチ認識は避けたい、うん

いやまぁリナリーは天使だからそんな風に思わないかもしれないけど
でも温かい目やら微笑ましい目で見られても精神的に参るし

カツン…

A「お、到着ー♪」

なんてことをつらつらと考えてる間に目的地に着いたようね
それから化学班と挨拶を交わしつつ、相も変わらずの書類のタワーの間をすいすい通り抜ける

ジジ「ん？月代Aじゃねーか！傷はもういいのか！？」
A「モチよモチ！それより紅蓮姫って今どこで修理してる？」

因みに実は接点が薄いジジ
このところ化学班一般と触れ合う機会少なかったもんなー

ジジ「確か今はリーバー班長とジョニーが修理室でやってるぜ！」
A「分かった！ありがとう！」

まぁジョニーに関しては今後多いに関わるけども
内心でそう考えつつ、表面上はいつも通りの笑みを浮かべてお礼を言っておく

ていうか、修理室＝まだ修理中？
ホントどんだけ時間かけてんのよ？？

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