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それから ページ3

アレンSide

ラビ「なーなーアレンー?いい加減白状するさー?」ニヤニヤ
アレン「ですから!白状も何も襲ってませんって!!」///

しつこく食いついてくるラビを振り払うように足早に教団の中を進む
本当にラビってばしつこすぎますよ!

ピタッ

アレン「というか、いい加減ついて来ないで下さい!これから任務の事でAに話があるんですから!」
ラビ「まーまー固いこと言うなさ〜♪」

一度止まって睨みつけるも、効果なし
こうなったラビは厄介ですね…

ラビ「…ふーん?じゃあアレンはAの事好きじゃないんさ?」

聞こえないふりでもしてやろうかと考えた瞬間、ラビに言われた言葉に思わず反射的に答えた

アレン「好きですよ!」
ラビ「へぇ?」ニッヤァ…

あ、嫌な予感が…

ラビ「そっかぁ〜!アレンはAのこと大好きなんさね〜??」
アレン「別な意味で捉えてませんかラビ!?僕が言っているのは“仲間”としてです!!」
ラビ「え〜?」

慌てて補足すると、いかにもつまらないという顔をされる
なんで勝手に盛り上がられてこんな顔されなくちゃいけないんですか

大体、僕はアクマと人間を救済するために教団にいるんですよ?
自分の…そういう恋愛感情というのは…

アレン「ボソ)…あっちゃ、いけないんです…」
ラビ「……」



最初は、マナを壊した理由の為だった

初めて自分に…〈赤腕〉だった自分に優しくしてくれた人

だけどその人を、一時の感情で壊してしまった

そしてアクマにもして、破壊してしまった

その贖罪の為

破壊行為の理由のため、僕はエクソシストになった

それで教団に入団して、しばらくたって

いつの間にか、教団の仲間も、同じくらい大事な存在になっていた



左はアクマの為に
右はヒトの為に

どちらも救済する



だから、あの時そう決めた


アレン「僕には、何よりも為すべきことがあるんです。自分の事なんて、後回しですよ」
ラビ「……アレンって、本当に真面目さね〜」

そうハッキリ断言すると、今度こそラビは追及を止めた

A「――っから!−んども――ってるでしょう!?」

と、そこで探していたAの声を聞きつける
よかった、近くにいるみたいですね

一安心して、音源のリナリーの部屋をノックしようとした瞬間

A「たっ、確かにアレンの事は好きだけど!でもどうしていいかなんてまるで分らないのよ!!」



……はいっ?

僕の中で、何かがフリーズした

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作品ジャンル:ギャグ
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アオイ(プロフ) - まり。さん» まずは返信遅れてすみません!それでですね、熟語的にはそうなんですがこの場合は物的証拠ではないので証言としてしまったんです。直した方がいいですかね? (2016年8月8日 22時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
まり。 - 『というか』四個目主人公の台詞ですが証言消滅というか証拠隠滅じゃないですかね? (2016年7月29日 2時) (レス) id: a27ab35bb2 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - サキさん» ありがとうございますっ!続編行きましたーっ (2015年6月20日 21時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 桜姫(おうき)さん» ありがとうございますっ!とりあえず私が面白いと思うものを書きなぐってますね!!改めてありがとうございます!続編行きましたーっ (2015年6月20日 21時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - すっごい面白いです! (2015年6月20日 13時) (レス) id: a63b882efb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アオイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/  
作成日時:2014年9月12日 22時

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