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イヤだってさ ページ15

アレンのマントってとっかかりとかないと使えないタイプだし
私の羽根で怪我人を連れて飛んで、アレンが単身ついてくるってのも手ではあるけど…流石にお爺さん、女の子、犬を支える腕力はないのよね

中々にピンチな状態でいると

マダラオ「縛り羽!!!」
アレン「サードっ!?」

上空から、2つの影が現れ
そして

トクサ「喰機開闢孔!!」

一瞬にして、見渡す限りのアクマを黒い穴が伸びこんだ
おぉ〜、凄ーい

《私のご飯横取りしてるんじゃないわよ―――――!!!!》

不味いって言ってたのは何処の誰よ?

《だからって勝手に食べられていいわけないじゃない!!!》

もう既に時遅しよ?

ビクっ

喚きまくる紅蓮姫とそんな事を言い合っていると、不意にアレンの身体が目に見えて震えた

アレン「……っ」

あぁ…飲み込まれたアクマの魂が見えてるのね

ツゥ…

「お、お兄ちゃん?目から血が…」

前にラビが言ってたけど、アレンの左目って本当に呪いだわ
アレンの性格上、その世界は辛いばかりなんだから

A「アっレン!どーしたのよ?ボーっとしちゃって?」

そんなことを思いつつも、敢えて何も気づかないふりでそう尋ねる

アレンの性格じゃ、“大丈夫?”も“(人を)助けられてよかったね”も重荷になりそうだしね

アレン「……いえ、なんでもないですy「おや、アクマ共の魂は苦しんでいましたか?」!」

と、そこで
なんとか浮上しかけたアレンにわざわざトクサがちょっかいを出してきた

よくやるわねー、もう

《それ、自分の事含めてるならよく分かってるって意味で褒めてあげるわよ?》

ツッコむ紅蓮姫は華麗にスルー

アレン「なにを…」
トクサ「見物できる貴方が羨ましいな」クス

剣のある視線を向けたアレンだったけど、次に言われた言葉に瞬時に動いた

ガインッ

で、マァ、ね?

アレン「…どう思おうが貴方の勝手ですけど」

ギリギリギリィッ

アレン「それ系僕には禁句なんで、ヨロシクお願いします」アハ★
トクサ「じゃあ思うだけにしておきます」ウフ

2人共目が笑ってないわ―

さて、いつまでも言い合っててもアレだし

A「ハイハイ二人ともそこまでね?あんまり煩いと紅蓮姫のご飯にしちゃうんだから♪」
アレン/トクサ「「…っっ」」

そんな訳で軽く脅したら案外簡単に大人しくなったのでした、まる

さて、と→←アレンの



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作品ジャンル:ギャグ
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アオイ(プロフ) - まり。さん» まずは返信遅れてすみません!それでですね、熟語的にはそうなんですがこの場合は物的証拠ではないので証言としてしまったんです。直した方がいいですかね? (2016年8月8日 22時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
まり。 - 『というか』四個目主人公の台詞ですが証言消滅というか証拠隠滅じゃないですかね? (2016年7月29日 2時) (レス) id: a27ab35bb2 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - サキさん» ありがとうございますっ!続編行きましたーっ (2015年6月20日 21時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 桜姫(おうき)さん» ありがとうございますっ!とりあえず私が面白いと思うものを書きなぐってますね!!改めてありがとうございます!続編行きましたーっ (2015年6月20日 21時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - すっごい面白いです! (2015年6月20日 13時) (レス) id: a63b882efb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アオイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/  
作成日時:2014年9月12日 22時

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