5。ちちんぷいぷい ページ6
『で、100万だっけ？』
「はい。」
カバンを2回ノックすればあら不思議、金銀財宝が溢れ出す。
『これで足りる？』
「はい。おい、早く行けガキ。」
背中を押された少年はよたよたと歩くもふらついて倒れてきた。
少年「っ？！す、すみません！」
『いいっていいって、体調悪いんだろ？
所でこの枷って外せないの？』
「はい、その商品は特別製です。なんでも魔術のような怪しいものを使うとか。
危険ですので。」
『ふーん、そう。』
Aはマジマジと首輪を観察すると、無言で少年の手首を掴んで店を出た。
ーーーー
裏口から出て人が居なくなった所で少年に向き直る
相変わらず木の
『あー、少年、君なんて名前？』
屈んで目線を合わせるも逸らされた。Aのガラスのハートに3のダメージ。
少年「…
『ふーん。シンくんね。覚えた。じゃあ、そのチープな首輪は要らんね。邪魔だし。』
少年は爆弾付きの首輪と足枷を無理やり外されると思ったのか、身を固くした。
私は太ももに固定してあったベルトから杖を抜き出してシュルリと1振り。
『
ガチャりと音がして、首輪が地面に落ちる。ぎゅっと目を瞑っていた少年は困惑を露わにする。
『んー、首に跡が残っちゃってるな、痛いか？』
シン「……いえ」
首をぐるりと一周する赤黒い色は見るからに痛そうだ。完全に
きっと擦れて色素沈着も有るだろうから。
『嘘つくなって。
杖で傷跡をなぞれば、痛々しいすれた痕は消えた。
それでも、
『あー、やっぱり黒く跡が残るね、痛そうだからチョーカーとか巻いとく？』
ガサゴソとあっちこっちのポケットを漁れば黒いチョーカーが出てきた
『はいこれ。首に巻いて』
シン「……はい。」
少年はまた拘束されると思ったのか、渋々と首に巻き付ける。
『んー、あとは風呂と飯だな。よし、こい。
あ、それから抗菌薬と化膿止めも』
シン「は、はい。」
足枷も無くなった彼は歩きやすそうだ。
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目口じびか(プロフ) - 九尾 シヨさん» いえいえこちらこそ！数が少なかったので作りました！欲望のままに書いてます！！ありがとうございます！！がんばりまーす！ (2019年7月8日 0時) (
レス) id: dfd06f89d6 (このIDを非表示/違反報告)
九尾 シヨ(プロフ) - すごく面白い作品ですね！ ハリーポッターとワンピースのコラボみて見たかったのですごく嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年2月22日 16時) (レス) id: 68aec8586a (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - Mayaさん» Thanks you !! (2019年2月19日 1時) (レス) id: dfd06f89d6 (このIDを非表示/違反報告)
Maya - I love it (2019年2月18日 23時) (レス) id: 63b96624ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じびか | 作成日時：2019年1月31日 22時
