40。開幕の狼煙は暴れバンバン花火 ページ43
遂にその時がきた。シンが見聞色の覇気を少し身に付け始めた頃。
ルフィが兄エースに近ずいた頃。
蛇姫「Aの力は出来れば使いとうなかったが、ここに来てあともう一押しがどうしても欲しい…！！どうか、A、力を貸して欲しいっ…。」
シュッ。
火をつけた。
超特大暴れバンバン花火に。
シュババババッ！！ヒュルルルシュババババッン！！！
そのサイズはリトルオーズJrをも上回り、見た目は鷲の頭に獅子の手足。巨大な翼を生やした獣。
神話でしか見られない、まるでグリフォンの様だ。
それは火をつけたハンコックすらもその巨大なサイズと仰々しい見た目に気圧されるほどの威圧。
『さぁ、呼ばれたから来てやったぞ。ハンコック。』
天翔るセストラルに跨りAは颯爽と現れた。黒く長いローブをはためかせ、細くしなやかな杖を天に向かって振り上げる。
艶やかな髪の毛は風になびき、ルビーのような深い赤色の瞳が戦場を見下ろす。
さっきまで寝てたっぽい寝癖は見なかった事にして欲しい。
そして、その場にいる殆どの者は恐らくセストラルを目指した。黒く骨の浮き出た細い身体。悪魔とはこういう見た目なのだろうと誰もが思った。
「ま、魔女だあああああああ！！」
「厄災の魔女！A！！絶対に捕らえろ！！」
もはや地獄。阿鼻叫喚の渦。
『ドゥドゥ、うるさいうるさい。さぁ、私が来たんだ。何をすればいい。ハンコック？』
蛇姫「ルフィの、ルフィの兄上を！どうか助けて欲しい！」
『わかった。じゃあ早速打ち上げ花火と行こうか。』
Aはハンコックが火をつけた暴れバンバン花火に一振。力ずよく杖を振るった。
その呪文は消失呪文。みるみるうちに天を覆い尽くすサイズになったグリフォンの花火。
そして。
それは天で弾けた。大量の火花が処刑台付近に大量に降り注ぎ、海軍は陣形もクソもない。
ただあるのは大混乱の3文字のみ。
Aはまだ参加したばかりだ。
今からこの戦場がさらに大混乱を増すのは言うまでもない。
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目口じびか(プロフ) - 九尾 シヨさん» いえいえこちらこそ！数が少なかったので作りました！欲望のままに書いてます！！ありがとうございます！！がんばりまーす！ (2019年7月8日 0時) (
レス) id: dfd06f89d6 (このIDを非表示/違反報告)
九尾 シヨ(プロフ) - すごく面白い作品ですね！ ハリーポッターとワンピースのコラボみて見たかったのですごく嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年2月22日 16時) (レス) id: 68aec8586a (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - Mayaさん» Thanks you !! (2019年2月19日 1時) (レス) id: dfd06f89d6 (このIDを非表示/違反報告)
Maya - I love it (2019年2月18日 23時) (レス) id: 63b96624ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じびか | 作成日時：2019年1月31日 22時
