29。本屋 ページ30
『じゃあシン、ここから離れた本屋、それと新聞社に向かうぞ。』
シン「はい。確か南に少し行ったところに地図板があったので、それを見ましょう。」
そして地図を確認し書店に着いた。どうやら大きな書店が1件あり、そのすぐ近くに新聞社もあるようだ。書店の次に向かう事を決めた。
『全部欲しい。』
シン「そうですね。ではこうしましょう、要らない本だけ探す方法で行けば楽ですよ。写真集とか1番いらないです。」
シンが睨みつける先には爽やかな笑顔でこちらにピースする男性の写真。しかし服装はAの世界と違って、これまたパリコレかよと言うレベルの奇抜なファッション。
『お、悪魔の実判明図鑑、これいいな。』
その他にも賞金首一覧、最新版など、かなり役に立つ品が多かった。
あっちこっちとフラフラ書店をさまよっていた時。
ドガァァアアアアアンッ！！！
凄い音がして屋根が崩れて消え去った。可哀想に、ちょうどさっきの写真集が置いてある棚に瓦礫は激突した様だ。
さようならパリコレボーイ
その騒ぎで客も店員も逃げ出して店はもぬけの殻になった。
おっ、ラッキー。
誰もいなくなった店内でパックリとトランクを開いて本を詰める。別に強盗じゃない。ここに置いておいたら本が潰れる可能性があるので避難だ。避難。
と、言い訳を立てて本を盗み出した。
お目当ての本を全て詰め終わったAとシンは道に出て、新聞社に向かおうとした。
？「ちょっとものを尋ねたいんだけどねぇ〜、いいかい？」
『誰？』
黄猿「わっしは海軍の黄猿と言います。戦桃丸って男を探してるんだけど。」
『仙桃？なるほど、ここで桃か、絶対吉備団子が出てくると思ってたんだけどな。』
シン「先生、戦桃丸ですよ。戦桃丸。所でその戦桃丸さんってどんな見た目ですか？」
ここまで引きずる桃太郎、いや、桃なら桃太郎だろう、なぜそんな頑なに桃太郎にしたくないんだこいつは。
そして思い立ったように、はっ、吉備団子丸？とか呟くのもやめろ。
黄猿「んん〜、金太郎見たいな男だねぇ〜、まさかり担いでるし？」
『え？吉備団子丸は金太郎なの？』
吉備団子じゃない
シン「恐らくそんな人は見かけて居ないと思います。お力になれずすみません。」
黄猿「いやいやこちらこそ。んん〜おかしいねぇ〜、一体どこに行ったんだか。」
そう言うと黄猿はまた手首につけた電伝虫？らしきものにひたすらに語り掛けて何処かにフラフラと歩いて行った。
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目口じびか(プロフ) - 九尾 シヨさん» いえいえこちらこそ！数が少なかったので作りました！欲望のままに書いてます！！ありがとうございます！！がんばりまーす！ (2019年7月8日 0時) (
レス) id: dfd06f89d6 (このIDを非表示/違反報告)
九尾 シヨ(プロフ) - すごく面白い作品ですね！ ハリーポッターとワンピースのコラボみて見たかったのですごく嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年2月22日 16時) (レス) id: 68aec8586a (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - Mayaさん» Thanks you !! (2019年2月19日 1時) (レス) id: dfd06f89d6 (このIDを非表示/違反報告)
Maya - I love it (2019年2月18日 23時) (レス) id: 63b96624ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じびか | 作成日時：2019年1月31日 22時
