27。脱出 ページ28
キッド「リペル！！」
キッドの火力はやはり絶大だった。引き寄せた刀や銃は暴発しながら海兵の元へと戻っていく。
『びっくり人間が居たもんだなぁ。』
アクシオじゃああんなに沢山の武器は寄せられない。鉄を引き寄せるとかそう言った能力なんだろうか。
「馬鹿な、こいつら本当にルーキーなのか…？
大将黄猿の到着はまだかぁ！？」
『き、猿？え、大将って猿なの？こりゃびっくり、てっきり人間だと思ってたわ』
強い猿なら尚更写真撮らなきゃ。とトランクに頭まで突っ込んでガサゴソと引っ掻き回す。
途中本が倒れるようなドサドサという音は聞かなかったことに。
ロー「黄猿は人間だ。猿じゃねェ。」
『え？でも黄色い猿だから黄猿じゃないの？』
ロー「違う、本名はボルサリーノだ。他にも大将は二人いて、赤犬、サカズキ。青雉、クザン。そして黄猿、ボルサリーノの3人だ。」
『へー、そんな桃太郎システムだったのか。こりゃビックリ。後は桃太郎と吉備団子が揃えば完璧だな。』
桃太郎は分かるが、何故吉備団子が人になると思ったのか…。相変わらずAの頭にネジは足りないらしい。
「はァ！間もなくとは思いますが…今駐屯所から援軍が！！」
ロー「やれやれ、思ったより数が多いな。」
海兵の首をグルグルと弄びながら言う。いい加減やめてあげて欲しい。
ルフィ「おめェーら、変な能力持ってんな。」
キッド「テメェのが1番変だ。」
ルフィ「そっかぁ？」
「5人とも迫撃砲も効かないなんて、、｣
「感心してる場合か！何とか大将黄猿到着まで持ちこたえろ！！！」
どんどんと海軍も兵力を追加するも無残に持っていく。
『さてと、これ以上ここに長居しても意味が無い。逃げるぞシン。』
ガチャガチャと箒とセストラルを出す。セストラルは久々に出た外の空気や、血の匂い、火薬の匂いに花をビクつかせている。時折目を細めたりするのは眩しいのだろう。
A達はカバンに鍵をかけ飛び立つ準備を進める。
シン「分かりました。にしてもすごい能力ですね。武器を集めたり人体を粉々にしたり、手が膨らんだり。」
3人の方に目をやるとルフィは縮み、みっともなくなっている。
あらコンパクト。どうやら3人も逃げるようだ。会場から仲間もゾロゾロと出て来ているし、海軍の陣形もぐちゃぐちゃだ。
『じゃあ、私はお先に失礼する。ばいばーい』
そう言ってAは手を振った。
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目口じびか(プロフ) - 九尾 シヨさん» いえいえこちらこそ！数が少なかったので作りました！欲望のままに書いてます！！ありがとうございます！！がんばりまーす！ (2019年7月8日 0時) (
レス) id: dfd06f89d6 (このIDを非表示/違反報告)
九尾 シヨ(プロフ) - すごく面白い作品ですね！ ハリーポッターとワンピースのコラボみて見たかったのですごく嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年2月22日 16時) (レス) id: 68aec8586a (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - Mayaさん» Thanks you !! (2019年2月19日 1時) (レス) id: dfd06f89d6 (このIDを非表示/違反報告)
Maya - I love it (2019年2月18日 23時) (レス) id: 63b96624ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じびか | 作成日時：2019年1月31日 22時
