生まれ変わったのは、FBIと公安の妹だった

13【全部車の中で運転して話してんだぜ】 ページ15

赤［二匹？何故そんなに……］

『聞くな。…いや、後で言う。取り敢えず目立たないよう……頼む。』

赤［了解。今どこだ。］

『○ンキ・ホーテの前。』←

赤［すぐ向かおう。］「ピッ」


すっげ。赤井さん、○ンキ・ホーテ分かったのかよ？

凄いねー！！←完全に舐めてる

ってか、この世界に○ンキ・ホーテあるのか。驚きだな。

俺が、切ってから、スマホを構っていると、

すっかり忘れていた存在の声が隣から聞こえてきた。


コ「誰だったのー？」

『…………』シーン

コ「ねぇ、Aちゃーん！！」

『…………』シーン

コ「なんで無視するのー！！」


必殺〈完全無視★〉だ。みんなも此処にトリップしたら

やってみると良い。楽だぞ。←

そんなことを考えていたら、目の前に一台のシルバーの車が。


『…来たか。』「ガチャ」

コ「ねぇ、僕も乗せ『おい！！さっさと出せ！』え！ちょ⁉︎」「バタンッ」

赤「良いのか？」

『ストーカー容疑で逮捕したいほど鬱陶しかったぞ、あのクソガキめ……』


俺が苦虫を潰したような顔で語ると、赤井は察してくれた。

ありがとう、いう手間が省ける。

『……で？わざわざ呼び出すような事をしてまで、

秘密裏に言いたかった事ってなんだ？』


何か、組織にあったか…それとも、FBI？いや……勘的にきっと……


赤「盗聴器は？」

『あるか、バカ。』←

赤「(バカ……)……先日の銃撃犯のことだ。」

『(やっぱりな…)ああ、あれか。どうなったんだ？』

赤「ある……組織の工作員だと分かった。」

『組織……』


大体分かっているんだが…………。

しかも今回のは、俺が一枚噛んでるからな……。え？当たり前だろ？←


『まぁ、もう少し調べてみても良いかもな……』(小声)

赤「何するつもりだ？』


赤井には聞こえてなかったか…


『いや、何でもないさ。それより赤井さん。』

赤「なんだ？」

『ちょっと……相談したいことがあるんだが……』

赤「？」

14【赤井も車体も荒ぶり事件】→←12【ストーカー対策】

ラッキーアイテム

モノクル型追跡機

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す