東方心夜景録~突飛すぎる人達の幻想入り~ (ページ28)

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第２５話「鬼と悪魔の妹　前編」ページ28

～鬼羅流視点～

Aは咲夜と一緒に部屋に運んだけど、大丈夫か？傷といえば腕ぐらいだが、手当てしている咲夜が驚いた顔してたんだけど何かあったのか？ま、後で聞くことにしよう。

フラン「手加減しないから、簡単に壊れないでね」

恐るべし、悪魔の妹。負けないで、ではなく壊れないでねって。

鬼羅流「対戦お願いします」

さっきAに貸した刀を構えた。
気を付けなければ、相手は吸血鬼、人間より身体能力がかなり高い。幻想郷の破壊神にどう対応するのか。

フラン「スペルカード発動‼️」

いきなりスペルカードかよ‼️

禁忌[レーヴァテイン]

目には目を、刀には刀でくるのか。フランのスペルカードで有名なカードだ。
フランは大きな剣いや、大きすぎる剣をを振りかざす。自由に素早く動くことができないのが幸いだ。剣を振ることで火の弾幕が生まれる。
鬼羅流はこれを浮遊しながら避ける。

鬼羅流「スペルカード発動」

鬼羅流がスペルカード宣言をした。フランは少し身構えた。さっきレミリアとの喧嘩で食らったスペルカードの威力を知っているから。

　ｸｳｾﾞﾂﾊｹﾝ
斬符[空絶刃剣]

鬼羅流が刀を横に振る。
フランは次の瞬間、危険を感じて後ろに下がった。
さっきまでフランのいた場所の空間が斬られた。斬られた空間から弾幕が放たれる。

フラン「何それ？どんなスペルなの？」

鬼羅流は答えず、刀を振りかざし続ける。その度に空間が斬られ弾幕が飛んでくる。

これ、斬る範囲決まっているから、それより後ろにいれば斬撃効かないんだよな。でも弾幕が飛んでくるから攻めずらいか。

フラン「面白くなりそう♪」