狂人 3 ページ5
と、いうことで
あれから約一週間後、それなりに動けるようになってからスパイダーマンに会いに行った。ダディはもっと休めって心配してくれたけど、早く会いたかったし。
今はダディがスパイダーマンに会いに行ってる。呼ばれたら出てこいよ！って言われたけどどこの転校生かな？
「スッパイディ〜！！」
「うわっ、デッドプール...何しに来たんだよ」
「やだスパイディ冷たい！でもそんなところも好き！！」
きゃっきゃとはしゃぎながらスパイダーマンに飛びつき避けられるダディ。これは相手にされてない...ダディに抱きしめられるとか羨ましい...。
ってか、いつになったら呼ばれんだろ。そう考えながら眺めていると、ダディがハッとしてスパイディの方を見た。
「そうだスパイディ！俺ちゃんスパイディに紹介したい奴がいんだよ！！」
「え...デッドプールの紹介とか絶対ろくな奴じゃないでしょ...」
「...スパイディ、確かに俺ちゃんはろくでもねーけどよ、そいつの事まで巻き込むんじゃねーよ」
すっと冷めた空気が流れる。スパイダーマンも失言をしたと気付いたようですぐに謝っていた。ちなみにうちは熱くなった顔を両手で覆って地面に倒れてる。ダディが...うちの事馬鹿にされて怒った！あのスパイダーマンに向かって！！
足をバタバタさせて悶えているとダディの声が聞こえた。
「A〜！！俺ちゃんの腕の中に飛び込んでおいで〜lovely girl！！！」
うちがいる方に向かって両手を広げるダディ。ちなみに今うちはダディ達がいるビルの屋上よりさらに高い、隣のビルの屋上にいる。結構高いけど飛び降りて平気か？...まぁ、ダディなら受け止めてくれるか。だってダディだもん。
一切の躊躇い無く屋上から飛び降りる。その姿にスパイダーマンはマスクの白い目をこれでもかと言うほど見開き慌てている。分かってないなスパイダーマン、ダディなら平気なんだよ。
うちもダディに向かって両手を広げる。ダディの首に両手を回し、ダディもうちの背中と腰に腕を回し、そのままの勢いで1度くるりと回ってから地面に足を着いた。
...ダディってば、イケメン。映画みたい。
「紹介するねスパイディ！俺の命より大事な娘のAだ！俺ちゃんの愛娘...まぁ血は繋がってねぇけどな！」
「...初めましてスパイダーマン。ダディからよく話は聞いてる。よろしくね」
「よ、ろしく...え、ジャパニーズ？」
「そーだね。4年くらい前に本当の親に捨てられましたー改めてよろしく」
続く (更新停止中)
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ヒナ - 更新停止してるの知って悲しい…(´；ω；｀)めちゃくちゃ好きです!! (2022年11月3日 23時) (
レス) @page5 id: 44cbacd699 (このIDを非表示/違反報告)
茄子猫 - なんなんこれ…等とみが深い。更新待ってます (2020年7月25日 1時) (レス) id: 7d10cbdb72 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 飛鳥さん» ありがとうございます〜！コメント嬉しいです！更新頑張りますね！！ (2019年5月31日 0時) (レス) id: ff50095a58 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - デップー大好きなのでこの小説とても嬉しいです！作者様の無理のない程度で更新頑張ってください！ (2019年5月25日 21時) (レス) id: e991a9fa95 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 不登校の自殺志願者さん» こちらの作品でも！？ありがとうございます！！デップー性格難しくて上手く表現できてるか不安だったので嬉しいです！コメントありがとうございます！！頑張ります！！ (2019年5月18日 14時) (レス) id: ff50095a58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rio | 作成日時：2019年5月1日 21時
