非日常 17 ページ31
ソワソワしすぎて周りから不審がられたり先生から怒られたりしたけど無事放課後
スパイディが迎えに来てくれるらしいけど、ぱっと見てわかるだろうか。少し不安だ。キョロキョロと辺りを見渡しながら学校を出ると、ふと一人の男性に目がいった。
茶髪で、優しげな表情。服の上からもわかる筋肉質な体、そして...体が覚えている身長差。
俺はその人に駆け寄り、一言小さく声をかけた。
「...スパイディ...ですか？」
「...！じゃぁ、君がスターか」
「エルド･ニコールです。好きに呼んでください」
「じゃぁエルドだね。僕はピーター･パーカー」
どうしよう、凄いピーターさんって呼びたい。でもいきなりは馴れ馴れしいか？俺が呼ばれるのはいいむしろ嬉しい！！！でも...うん。
「パーカーさん？」
「ピーターでいいよ。さんも要らない」
「そ、れは...申し訳ないです。ピーターさん...でいいですか？」
「うーん、最後には外してね！」
できるだけ...頑張りますが...期待はしないでください...
スパイディの素顔優しそうだな、カッコイイなとソワソワしているとピーターさんが「じゃぁ行こうか」と言って歩き出した。
「どこに行くんですか？」
「本屋に付き合って欲しいんだけど...いいかな？」
「本屋！もちろんです！！俺も欲しい本があるので！！」
「よかった」
実は少し前に好きなコミックの新刊がでたのだ。直ぐに買いたかったが予定が合わず、結局今日まで買えず終いだったのだ。やっと買える！
でも、ピーターさんは何を買うんだろう。頭良いしなにかの参考書とか？もしかしたら大人が買うようなシャレオツな雑誌とか...！と1人で考えているといつの間にか本屋についていた。迷わず漫画の本棚に向かうと、ピーターさんも着いてきた。ん？
「ピーターさん、欲しい本探してきていいんですよ？」
「僕の欲しい本もこっちなんだよ」
こっちは漫画だけど...あ、もしかしてもう少し奥の小説かな？
キョロキョロと欲しい本を探していると新刊の所に置いてあった。これだ！と手を伸ばすと、ピーターさんも同時に手を伸ばした。まさか...
「ぴ、ピーターさんもこのコミック読むんですか...？」
「うん。一番好きなんだ。このコミック」
「俺もです！新刊でたから買いたかったんですけど、予定が合わなくて...」
「パトロールしてるとなかなか買えないよね」
そうなんですよね〜と雑談しながらお互いに新刊を手に取り、レジへと向かった。
続く (更新停止中)
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マァｧ - めちゃくちゃ好きだ…更新もうないのかな… (2021年5月7日 15時) (
レス) id: c48c2f524b (このIDを非表示/違反報告)
ニッコリ - 大好きです！！！すごく面白くて、素敵な物語で、続きが楽しみです！ (2021年4月8日 3時) (レス) id: 6e64ed9b4d (このIDを非表示/違反報告)
茄子猫 - なななな…なんこれめっさ好き…続き、続きが欲しいんじゃ〜！ (2020年7月25日 2時) (レス) id: 7d10cbdb72 (このIDを非表示/違反報告)
荒木田@夢主書くよ(プロフ) - 好きです、、スパイダーマンとデッドプールの小説ってあまり多くないし、尚且つ男主なので本当に楽しく読まさせてもらってます。無理をなさらない程度に更新頑張ってください！ (2019年7月24日 17時) (レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです…！更新は自分のペースで良いので無理せずに…！！応援してます！！！ (2019年6月2日 23時) (レス) id: 9427ebaf7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rio | 作成日時：2019年1月6日 2時
