トリップした上に降谷さん宅に居候する事になるなんて聞いてない

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そろそろコナンが動くかな…？と思った矢先、ふと腰の辺りに何かが触れた。位置から考えて、恐らく…


「ちょっとコナンどこ触ってんの！？へんたい！！」

「えぇ！？い、いや…服の裾にごみが…」

「言ってくれれば自分でとるよ！ごみとるためとはいえお、お尻触るなんて…！」


これはちょっとした仕返し。いくら怪しいからって当たり前かのように盗聴器か発信機つけようとするのが悪いんじゃい。
そして私の声に反応した少年探偵団の皆。小学生って全般こういう話好きね。


「こ、コナンくん！いくらゴミをとるためとはいえ女性のお尻に触れるとは…！！」

「最低だぞコナン！！」

「コナンくん！女の子のお、お尻に触るのはダメだよ！！」

「最低ね、江戸川君」

「なっ、お尻じゃなくて腰…ッ！灰原てめぇ…！！」


慌て過ぎて口調が戻ってますわよコナンくん。零さんがちょっと苦笑しながら見てますわよ。しかも哀ちゃん完璧楽しんでますね。ニヤニヤしながらさいてーって…そんな哀ちゃんも可愛いです。
もうちょいからかってやろ。


「お尻だったもん！腰でもどっちにしろダメだよ！！もう！！」

「腰でもダメだぞコナン！」

「女性の身体にべたべた触るなんて…変 態ですね、コナンくん」

「抱き付くとかならいいと思うけど、腰に触れるのはちょっと…ダメだと思うよ、コナンくん」

「むっつりなのね、江戸川君」


哀ちゃんめっちゃ楽しんでるなと見ててわかるぞ。凄い笑いこらえてる、凄い口元抑えてる。
コナンはそんな哀ちゃんを見て顔を真っ赤にしながら睨んでる。全然怖くないぞ名探偵。でもちょっと可哀想になってきたな可愛いけど。


「もう、次からはちゃんと言ってね！自分でとるから！」

「う、うん…」


おい、顔に出てるぞ。「めんどうくせぇ」って顔に出てるぞ。でもな、普通に異性の腰に触れちゃダメだ。それは本当にダメだ。それ社会でやったらどうなると思う。セクハラだぞセクハラ。


…今回の結論。

むっつりスケベなのねコナンくん！！！

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